
2022年名張秋まつりは三重県の宇流冨志禰神社が、中止ではなく規模縮小にて開催予定となっています。規模縮小ではありますが、3年ぶりの開催となる名張秋まつりの開催日程・時間や場所、宵宮・本宮の内容、屋台の出店等気になりますよね。
ここでは、名張秋まつりの歴史や見どころ、2022年開催日程・時間や場所、 宵宮・本宮の内容、屋台(露店)の出店、アクセスや駐車場について紹介します。
目次
名張秋まつりの歴史や見どころは?
三重県の西部、伊賀地域に位置する名張市では350年もの伝統がある名張秋まつりが毎年行われます。
2020年、2021年と新型コロナウイルスの影響で神事のみとなりましたが、御神体が同市新町のお旅所に移る「お旅」、「宵宮」、「本宮」は神社関係者のみで執り行われ、伝統は途切れていません。
名張秋まつりは、地域に根差したお祭りです。
江戸時代初期から始まり、10月の最終土曜日と日曜日に渡って宇流冨志禰神社で開催され、地域の人々に大切に受け継がれ350年もの歴史をもっています。
かつては名張を治めた藤堂家初代・藤堂高吉公が、年に一度長男の誕生祝いの時にだけ、町民たちに侍の格好を許され、祝いの松明行列をつくるようになったことが始まりと言われ、現在でも宵宮の松明行列では袴を着た男たちが町を練り歩きます。
名張の秋祭りなう。#名張#名張秋祭り pic.twitter.com/qGeydgJKvL
— かっちゃん (@kacchan017) October 28, 2018
現在では、五穀豊穣と天下の安寧の願いが込められています。
名張秋まつりは「宵宮」と「本宮」に分かれて行われます。
毎年名張秋まつりは10月の最終土曜日、日曜日で行われ、土曜日の宵宮では夜の松明行列が行われます。
名張市にある愛宕神社から、裃を着た男たちが提灯を持ち「ねんどねんどわーい」を掛け声をかけながら町を練り歩き、宇流冨志禰神社まで歩きます。
残念ですが、2022年も2020年、2021年に続き松明行列は新型コロナウイルスの影響で実施はされません。
宇流冨志禰神社につくと宮司から祝辞を奉上され、天狗や獅子舞いが五穀豊穣や天下泰平を祈り舞いを奉納します。
火の粉まく松明を後ろに荒々しく舞う天狗や獅子舞いは圧巻です。
新型コロナウイルスの影響で2年間この奉納演舞を名張秋まつりで披露することが出来ませんでしたが、今年はやっと実施できるので天狗や獅子舞いの舞を見ることが出来るのが楽しみですね。
次の日の日曜日の本祭では各町ごとのだんじりや神輿、太鼓台が町中を練り歩き、多くの人でにぎわいます。その神輿や太鼓台は事前に申し込みをすれば参加可能となるので、一緒に神輿を担いで市内を練り歩くといった体験をすることも出来ます。
飛び入り参加は不可となりますが、地域の方と一緒に名張の伝統、歴史を肌で感じることの出来る貴重な体験となりますね。
2022年はこちらも新型コロナウイルスの影響で実施はされませんが、復活したらぜひとも参加したいですね。
名張秋まつり2022の開催日程・時間や場所は? 宵宮・本宮の内容は?
名張秋まつりは2022年10月29日(土)、30日(日)に開催されます。
2022年も新型コロナウイルスの影響により規模縮小での開催にはなりますが、奉納演舞の実施や、露店なども並び、少しずつですが元の名張秋まつりが戻っていることが感じられるでしょう。
10月29日(土)の午後より露店などが並び、30日(日)の夕方まで営業しています。
29日の夜は宇流冨志禰神社にて奉納演舞も行われるので3年ぶりににぎやかな名張秋まつりとなりそうですね。
本来であれば、宇流冨志禰の神様は有志の方々が担ぐ神輿に乘って名張市内を巡行しますが、2022年も神輿を担ぐ方や、沿道に集まる方の密を避けるため神輿をトラックに載せて各町をまわります。
30日の15時頃に宇流冨志禰神社に戻ります。神様が戻りしだい、宇流冨志禰神社にて天狗や獅子舞いが奉納演舞を行います。
また、宵宮の夜(10月29日)に行われる松明行列、本宮(10月30日)に行われる各町々での太鼓台等の巡行も中止となります。
制限が多く本来の名張秋まつりに比べて小規模にはなりますが、伝統を繋ごうと名張秋まつり実行委員会の方々や地域の方々の協力によって2022年の名張秋まつりが開催されます。
名張秋まつり2022の屋台(露店)の出店は?
2022年の名張秋まつりでは3年ぶりに露店が出店されます。
10月29日(土)の午後より屋台が並び、30日(日)の夕方まで営業します。
多くの人でにぎわいそうですね。
名張秋まつり2022のアクセスや駐車場は?
名張秋まつりは宇流冨志禰神社周辺にて実施されます。
住所は三重県名張市平尾3319周辺となります。
公共交通を利用する場合、近鉄大阪線「名張」駅から徒歩約5分、車を利用する場合は名阪国道「上野」ICから約25分となります。
名張秋まつり実施に伴う駐車場の設置はありません。
周辺に駐車場はありますが、混雑が予想されるので名張秋まつりにお越しの際は公共交通機関の利用をおすすめします。
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まとめ:名張秋まつり2022の日程や屋台は?宵宮・本宮内容や場所やアクセスは?
ここでは、名張秋まつりの歴史や見どころ、2022年開催日程・時間や場所、 宵宮・本宮の内容、屋台(露店)の出店、アクセスや駐車場について紹介しました。
規模縮小での開催となりますが、350年以上前から変わらず続くタイムスリップしたようなお祭りをぜひお楽しみください!