「世界一受けたい授業」で、口臭と歯周病に効果があると話題になっている毒だしうがいのやり方が、考案した照山裕子先生から説明されました。ここでは、「世界一受けたい授業」で取り上げた毒だしうがいのやり方、口臭と歯周病以外の意外な効果についても紹介します。
目次
「世界一受けたい授業」毒だしうがいのやり方は?考案した照山裕子先生とは?
2020年1月18日日本テレビ系放送「世界一受けたい授業」で取り上げられた「毒だしうがい」のやり方をご紹介します。
口の中のばい菌を撃退し、口臭や歯周病の予防に効果が期待できる口腔ケアです。
誰でも簡単にでき、さまざまな病気の予防に役立つ、そんな画期的なうがい方法を提唱するのは、歯科医・歯学博士の照山裕子先生です。
照山裕子先生の著書『歯科医が考案 毒出しうがい』(アスコム刊)は、超ベストセラーになっています。
照山裕子先生は、
「長年にわたって歯科医として歯ブラシの指導を行なうなかで、ほとんどの人が『うがいがきちんとできていない』と気づきました。口の中の汚れをせっかく歯ブラシで除去したのに、それを口から出すことができていない。これではいくら歯磨きをしても、虫歯や歯周病を防げません。ならば、しっかりした『うがい』をしたほうがいいと考え、編み出したのが『毒出しうがい』です」と語っています。
それでは、毒だしうがいとはなんでしょうか?
また毒だしうがいのやり方は、どのようにすればよいのでしょうか?
「世界一受けたい授業」毒だしうがいとは?その効果は?
口臭や歯周病は、気になりますよね。
このような悩みが解決できるケアが、歯科医師の照山裕子先生が考案した毒だしうがいです。
水を含んだらすぐに吐き出してしまう人や、軽くゆすいだり、ごろごろうがいをした後にすぐ水を吐き出す人が多く、それだと口の中の汚れは全然落ちないそうです。
毒出しうがいの“毒”とは、からだに悪さをする原因のプラーク(歯垢)の元となる、口の中のばい菌や食べかすを指しています。
間違ったうがいのやり方だと、歯みがき粉や食べかすなどが口に残ってしまいます。つまり、虫歯や歯周病の原因になってしまそうです。
毒だしうがいは、口に含んだ水を勢いよく歯にぶつけることで、水圧を利用して、食べかすや原因菌を一気に洗い流します。
食事の度に行えば、食べかすや菌をきれいに流し、口臭や歯周病を予防できるそうです。
また、丁寧に毒だしをやると、口の周りの筋肉をかなりしっかり使うので、顔のリフトアップ効果も期待できるそうです。
「世界一受けたい授業」毒だしうがいのやり方は?
毒出しうがいのやり方
1.まずは30ccほどの水を口に含みます。
2.口を閉じて正面を向き、上の歯に水を10回、音が出るくらい勢いよくぶつけて吐き出します。舌の位置は、舌の歯にあたるような感じです。
3.続いて、下の歯に水を10回、音が出るくらい勢いよくぶつけて吐き出します。舌の位置は、上の歯の方にあります。
4.左右の歯も同様に10回ずつ行います。右の歯の場合は、右の上下の奥歯の中心に水が当たるよう強く早く動かします。左の歯の場合は、その逆です。
舌の位置は、うがいをしている場所の反対側にあるようにします。
ポイント
・クチュクチュと音がするくらい、なるべく強く早く水をぶつけるように行います。
・上の歯をうがいするときは、少しうつむき加減でするとやりやすいです。
・お水はその都度吐き出し、新たな水を含んでください。
・1日3回、食事のたびに行うのが理想的。
実際に行ってみると、本当に口の中がすっきりします!
そして、口周りの筋肉を動かした実感があります。
ほうれい線の解消や小顔効果もあり、顔の表情も豊かになるそうです。
「世界一受けたい授業」毒だしうがいのやり方は?水より緑茶が効果あり?
緑茶に含まれるカテキンは抗菌作用があり、虫歯や歯周病を予防して、口臭をおさえる効果が期待できます。
お茶の中でも、カテキンの量が多い緑茶はその効果がより強いです。
ただし、頻繫に使用すると茶渋で歯に色が付いてしまう可能性があるので、緑茶うがいのあとは水ですすげば完璧です!
まとめ:「世界一受けたい授業」毒だしうがいのやり方?口臭と歯周病に効果!
「世界一受けたい授業」で取り上げた毒だしうがいのやり方、口臭と歯周病以外の意外な効果についても紹介しました。
今までのうがいの方法が間違っていたのだと改めて気づきました!
正しいうがいのやり方をするのは本当に重要ですね。
毎日必要なうがい!
正しいうがいのやり方を食後に積極的に行い、口臭や歯周病予防をきちんとしていきたいと思いました。