メタル

1月24日放送「ザワつく!金曜日」で、マジックメタルが取り上げられました。文字が消える!世界もザワつく日本の職人技が生み出した魔法の金属「マジックメタル」とは?武田金型製作所の想いとは?

「ザワつく!金曜日」マジックメタルとは?

2018年9月のロンドンで、日本の伝統や文化、テクノロジー、食を発信する施設『ジャパン・ハウス』での出来事です。

ゲストのウィリアム王子目を見張るシーンがありました。

展示の一つである「マジックメタル」を体験したときのことです。

金属上に浮かび上がった文字のパーツを、指で押し込んでいきます。

そして、パーツが完全に金属の台座に沈み込んだ瞬間、文字は視界から消えます。

まさに「マジック」ですが、タネはシンプルです。

日本が海外に誇る技術力です。

1000分の3ミリという、他の追随を許さない精度の金属加工なのです。

それにより、パーツと台座が限りなく一体化し、まるで消えたように見える文字がマジックメタルです。

「ザワつく!金曜日」マジックメタルを作った武田金型製作所の想いとは?

マジックメタルを生み出したのが、新潟県燕市の金型工場・武田金型製作所です。

武田金型製作所の作り出す道具”金型”の高い技術力を、できるだけ分かりやすく伝えたい!

そんな思いで2009年に作ったものがこの通称「マジックメタル」です。

金型作りで培った技術をわかりやすく伝える「マジックメタル」を開発しました。

マジックメタルを見ただけで、言葉の説明は不要で、類まれな技術力をアピールすることができます。

YouTubeに投稿して以来、度々話題になっています。

武田金型製作所 は、その高い技術力を世界から評価され、アップルなどの世界的大企業の仕事を請け負っています。

「ザワつく!金曜日」 マジックメタルの作り方は?

マジックメタルの作り方は、パーツを別々に作り(文字と文字をくり抜いた物を2つ作り)、しっくりしたものになるようにするというのです。

隙間は、1000分の3mmです。驚きの薄さです。文字の方を、文字枠より 1000分の3mm 小さくするというのです。

マジックメタルの作り方は、以下の工程です。

1.鉄に穴を開けます。(文字を切り抜く)

2.電気を通し熱したワイヤーで金属を切断する。(文字を切り抜く)

3.切断した文字を取り出し、感覚で手作業で調整します。経験だけを頼りに1000分の何mmを削るのです。

4.電気を流したワイヤーの熱で金属を切断します。(文字を入れる枠をつくる)

5.文字と文字枠をつくり、ピタリと文字を枠に入れて、表面を研磨して完成です。

肉眼ではわからないわずかな誤差(1000分の18mm)を、番組でもピタリと調整していました。

「ザワつく!金曜日」武田金型製作所の基本情報は?

創業 1978年5月15日

資本金 1,500万円

代表取締役 武田 修一

従業員数 18名(男性14名 女性4名)

工場

金属製品用プレス金型の設計、製作、修理

マグネシウム合金材の販売  自社製品の企画、製作、販売

沿革

1978年5月 ”武田金型製作所”として燕市下太田に創業

1984年4月 工場を燕市朝日町に移転

1985年1月 ”有限会社 武田金型製作所”として法人会社設立

1998年3月 工場を燕市西燕町に移転

2002年7月 ”株式会社 武田金型製作所”として組織変更

まとめ:「ザワつく!金曜日」マジックメタルとは?武田金型製作所の想いとは?

1月24日放送「ザワつく!金曜日」で、マジックメタルを初めて見られた方は衝撃だったでしょう。

妥協を許さない武田金型製作所の技術力の高さに頭が下がります。

説明不要で、ただマジックメタルを魅せるだけで圧倒的な説得力があるのです。

それはまさに、製品という枠を超えた日本人が目指すべき職人のシンボルに近いものを感じました。

ちなみに、1文字お願いするのに約10万円とのことでした。

同じ日本人として、本当に誇らしいい技術と心意気でした!

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