2020年2月14日放送「あさイチ」に、映画監督・三島有紀子さんが出演されます。三島有紀子さんの経歴・作品・新作Redとは?ここでは、「あさイチ」に 出演する三島有紀子さんのプロフィール・経歴・三島由紀夫との関係・作品・新作Redについてまとめました。
目次
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演!
2020年2月14日放送「あさイチ」に、映画監督・三島有紀子さんが出演されます。
もともとNHKのディレクターだった三島さん。
33歳で幼いころからの夢だった映画の世界に飛び込みます。
三島有紀子さんの映画作品は、 暖かい空気に包まれている作品が多いです。
原田知世さんと大泉洋さん主演の『しあわせのパン』や 中谷美紀さん主演の『縫い裁つ人』など、見ているだけでほんわかします。
最初の作品以外は、監督だけでなく 脚本も担当されています。
ここでは、「あさイチ」に 出演する三島有紀子さんのプロフィール・経歴・三島由紀夫との関係・作品・新作Redについてまとめました。
新作「Red」作者、島本理生さんについては、こちらでどうぞ!
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演!プロフィール&経歴は?
三島有紀子(みしまゆきこ)さんは、大阪府生まれで、神戸女学院大学文学部卒業されました。
三島有紀子さんはNHKに入局後、「NHKスペシャル」「トップランナー」を始めドキュメンタリー番組の制作に携わりました。
その後退局して独立し、助監督を経て『刺青 匂ひ月のごとく』(2009年公開)で劇映画監督デビューしました。
三島有紀子監督の代表作に『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』『オヤジファイト』 『幼な子われらに生まれ』 があります。
『幼な子われらに生まれ』が第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリ、第42回報知映画賞では監督賞、山路ふみ子映画賞では作品賞を受賞しました。
父と『赤い靴』を観た名画座で、世界の美しさと映画監督という夢に気が付いたそうです.
ひたむきに、でもしなやかに生きる人々を描く三島監督の作品は、多くの女性の心をひきつけてやみません。
三島有紀子さんが映画監督を目指すきっかけになった「赤い靴」について、以下の通り語っています。
「”赤い靴“を履いたらずっと踊り続けるというアンデルセンの童話をモチーフに、バレエダンサーが“バレエ”と“結婚”を選ぶ苦悩を描いた作品なのですが、本当にこの作品を見たことは衝撃的に覚えていて、1週間眠れなかったんです。作品の最後にヒロインは愛する人かバレエかの選択を迫られ、悩んだ結果命を投げ捨ててしまうのですが、「自分で死を選ぶってどういうこと?」って4歳には理解できなくて…。普通4歳の子どもにそんな作品は見せないですよね」
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演!三島由紀夫との関係は?
三島有紀子さんと三島由紀夫さんは、名前が似ていますよね。
三島有紀子さんのお父さんが、 三島由紀夫の大ファンで、 三島由紀夫から名前をとられたそうです。
ただ、 字がそのままなことにお母さんが抵抗され、 由紀夫から有紀子になったそうです。
三島有紀子さんのお父さんは、 三島有紀子さんいわく、「哲学がはっきりした人」だったそうです。
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演! 代表作品は?
三島有紀子が監督や脚本を務めた代表作品は以下の通りです。
しあわせのパン: 公開2012年
原田知世さんと大泉洋さんが夫婦役で共演したハートウオーミングなヒューパンドラマです。
北海道の小さな町を舞台に、パンカフェを営む夫婦とそこに訪れてくる様々な人たちの模様を描いていいます。
自然の雄大さを感じさせる美しい景色と、穏やかで透き通るような雰囲気を堪能できる良作です。
ぶどうのなみだ: 公開2014年
三島有紀子監督と大泉洋の再タッグで、 再び北海道を舞台にして放つヒューマンドラマです。
北海道を舞台に、ぶどうでのワイン造りをする兄弟とそこへ訪れた女性の物語です。
北海道・空知でワイナリーを営み小麦の栽培をする年の離れた兄弟と、キャンピングカーで自由気ままに旅する女性の触れ合いを見つめていきます。
のんびりとした空気感のなか映像がとにかく綺麗で、ワインが飲みたくなります。
繕い裁つ人: 公開2015年
三島有紀子監督、 嫌われ松子の一生』などの演技派女優の中谷美紀さん主演で池辺葵の人気コミックを実写映画化した心に染みる人間ドラマです。
クラシカルなミシンで洋服を作る職人肌の主人公と、彼女を取り巻く人々が織り成す物語を紡ぎます。
少女: 公開2016年
湊かなえの人気小説を、本田翼と山本美月のW主演で映画化されました。
映画化もされた「告白」「白ゆき姫殺人事件」などで知られる人気作家・湊かなえの小説を実写映画化です。
「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望を持つ2人の女子高生が過ごす夏休みを、それぞれの視点で描きました。
幼な子われらに生まれ: 公開2017年
『恋妻家宮本』など数々の映像化作品がある直木賞作家・重松清の小説を映画化した傑作ヒューマンドラマです。
お互いバツイチで結婚した夫婦と子供の、複雑な親子関係や血の繋がりについて苦悩と葛藤にもがく物語です。
再婚した中年サラリーマンが、現在の妻とその連れ子、前妻と暮らす実の娘、そして新たに授かった命をめぐり、家族との関係を模索します。
ビブリア古書堂の事件手帖: 公開2018年
古書にまつわる謎を解き明かす若くて美しい古書店主が主人公の人気小説を、『幼な子われらに生まれ』などの三島有紀子監督で映画化したミステリーです。
古書店主のヒロインと彼女の推理力に心酔する青年が、希少本を狙う謎の人物の正体に迫るさまを描きます。
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演! 新作「Red」とは?
女性から圧倒的な支持を得る直木賞作家・島本理生がセンセーショナルな表現で新境地を開いた「Red」を『幼な子われらに生まれ』で知られる三島有紀子監督が映画化した『Red』が、2020年2月21日(金)新宿バルト9他にて全国ロードショーとなります。
平凡な結婚、可愛い娘、“何も問題のない生活”を過ごしていた、はずだった村主塔子。10年ぶりに、かつて愛した男・鞍田秋彦に再会します。
鞍田は、ずっと行き場のなかった塔子の気持ちを、少しずつ、少しずつほどいていく…。しかし、鞍田には“秘密”があった。現在と過去が交錯しながら向かう先の、誰も想像しなかった結末とは――。
主人公の塔子役には数々の作品で幅広い役柄を演じてきた女優・夏帆。鞍田との再会で徐々に心も身体も解放し、自由に美しくなっていく女性を繊細かつ大胆に演じ、更なる新境地を切り開きます。
危うい魅力をまとう昔の恋人・鞍田役には、日本映画界において欠かせない存在の俳優・妻夫木聡。40歳目前にして、今まで見せたことのない憂いを帯びた色気を全身から放ち、圧倒的な存在感で鮮烈な印象を残します。
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演! 新作「Red」へのコメントとは?
三島有紀子(みしま・ゆきこ)さんのコメントは、以下の通りです。
”塔子をとりまく3人の男は、それぞれベクトルは違うものの自分の尺度がはっきりしていて、全員に絶対的な色気と圧倒的な芝居力で夏帆さんの魅力を多面的に引き出してもらう必要がありました。3人のみなさまには、いままで観たことのない芝居をしていただけたと思うし、夏帆さん含む4人の芝居は素晴らしかった、の一言に尽きます。”
映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演! バレンタインに送りたい本は?
家族に送りたい一冊は?
「ラブレス」
恋人に送りたい一冊は?
「よあけ」
友人に送りたい一冊は?
「天才たちの日課 女性編」
まとめ:映画監督・三島有紀子が「あさイチ」に出演!経歴・作品・新作Redは?
ここでは、「あさイチ」に 出演する三島有紀子さんのプロフィール・経歴・三島由紀夫との関係・作品・新作Redについて紹介しました。
2020年2月公開、新作「Red」を観るのが楽しみです!