2020年3月30日放送「ストーリーズ」ノーナレで、謎の詩人・最果タヒの素顔や詩集が紹介されます。ここでは、「ストーリーズ」ノーナレで紹介された、謎の詩人・最果タヒの素顔や詩集についてまとめました。
「ストーリーズ」謎の詩人・最果タヒとは?
現代詩集としては異例の数万部を売り上げ、いま注目を集める詩人・最果タヒ。
最果タヒさんは、詩人、エッセイスト、小説家です。
1986年兵庫県神戸市生まれで、京都大学に通っていたそうです。
顔写真は公開していません。
【30日夜・再】 #ノーナレ 「謎の詩人 #最果タヒ 」は、30日(月)夜10時45分から[総合]で再放送予定です。
— NHKドキュメンタリー (@nhk_docudocu) March 28, 2020
彼女が語る「レンズのような言葉を書きたい」とは、どのような意味なのか?
書き下ろしの詩や、読者の方々からいただいたメッセージを掲載中→https://t.co/maGzdVhMaj
3月30日の放送で、特集されるのは「謎の詩人」最果タヒさんと銘打たれていますが、2004年にはネット上で活動を始め、2008年に当時女性最年少の21歳で第13回中原中也賞を受賞して注目を浴びた、現代詩において知らない人はいない存在です。
しかし、その素顔は謎だらけです。
「言葉だけの存在になりたい」と、本名は公表せず、メディアに顔を出さずにいるのです。
独特なリズムの語り口。
詩です。
— 最果タヒ(Tahi Saihate) (@tt_ss) March 30, 2020
LINEノベル、本日更新分の詩です。https://t.co/dHBwm6831O pic.twitter.com/OMHcGejTDV
難解な言葉は使わず、それでも読む者に深い読後感を与える最果タヒの詩。
彼女が語る「レンズのような言葉を書きたい」とはどのような意味なのか。
読者のドキュメントや評論家たちのインタビューから探ります。
謎の詩人・最果タヒの詩集は?
どの詩集を読めばいいのかわからない、と言われるのでまとめました。(2019.09最新版)
— 最果タヒ(Tahi Saihate) (@tt_ss) September 24, 2019
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出版順に並べてはいますが、この中でもし気になる詩集があったら、ぜひそれから読んでみてください。 pic.twitter.com/TcvNJ9BrSM
2008年 グッドモーニング 第13回 「中原中也賞」(女性最年少)
第一詩集『グッドモーニング』は、第13回 「中原中也賞」を受賞した最果タヒのデビュー作です。
”yoake mae”と題された5編があって、最後に”good morning”という編があります。
1つ1つの編にいくつかの詩が含まれていて、物語のようにストーリー性が味わえる作品です。
詩人・最果タヒの原点に触れることができることに加え、彼女の表現者としての覚悟も感じ取れる傑作です。
2012年 空が分裂する
2014年 死んでしまう系のぼくらに 第33回 「現代詩花椿章」
2016年 夜空はいつでも最高密度の青色だ 映画化(2017/監督:石井裕也)
第四詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は、2017年に石井裕也監督により映画化され、話題になった作品です。
切れ味鋭い詩が次々と紡がれることとは裏腹に、最果タヒの心の柔らかい部分も表現しています。
彼女は、一方的に作品を押し付けるのではなく、読者の心の中にある感情との共鳴を試みています。
2017年 愛の縫い目はここ
2018年 天国と、とてつもない暇
2019年 恋人たちはせーので光る
第七詩集『恋人たちはせーので光る』は、詩人・最果タヒの最新作です。
タイトルだけを見ると、恋愛について書かれた詩集のような印象を受けます。しかし、作品ではもっと壮大な「生」や「死」に関する記述も見受けられます。
全体として、言葉のひとつひとつが洗練されており、詩人としての力量を確かに示している作品です。
詩をテーマにしたゲーム「詩ューティング」、『別冊少年マガジン』で志村貴子さんや鬼頭莫宏さん、萩尾望都さんら漫画家とのコラボ連作『空が分裂する』はじめ、精力的な活動を現在も続けています。
まとめ:最果タヒ・謎の詩人の素顔や詩集とは?「ストーリーズ」ノーナレ選
ここでは、「ストーリーズ」ノーナレで紹介された、謎の詩人・最果タヒの素顔や詩集についてまとめました。
最後までご覧いただきありがとうございました。