東京オリンピックの札幌のマラソンコースがようやく決定し、次はどこで応援しようか、観戦スポットが気になりますよね。ここでは、大通公園、北海道大学、赤レンガ庁舎などおすすめのオリンピックのマラソンの観戦スポットを紹介しています。札幌でオリンピックを応援しましょう!
目次
札幌のオリンピックのマラソンコースは変則3周!観戦や応援には最適!
12月19日に、2020年東京オリンピックの札幌開催のマラソンコースが決定しました。
札幌の大通公園発着で、前半は約20キロを1周、後半は札幌市中心部分の約10キロを2周する変則的な周回コースとなりました。
後半2周は前半20キロの一部を再走する形で、さっぽろテレビ塔から北上して北大を通過し、テレビ塔に戻ってくるコースです。
後半の周回コースは、ほぼ選手が3回通過するので、観戦や応援には人気のコースになりそうですね。
以下、東京オリンピック公式サイトに、札幌のマラソンコースへの想いが書かれていますので引用させていただきます。
“ループ化することにより、各国オリンピック委員会や関係者への負担軽減、簡素化や効率化を図ることができるでしょう。
また、1周目の大きいループは将来、オリンピックのレガシーとして、札幌市が毎年ハーフマラソンを開催できることを想定したコースで、さっぽろテレビ塔をバックにスタートしたのち、札幌大通公園の一部外周を2周し、すすきの~中島公園~豊平川~創成川通~北海道大学~北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)と北海道・札幌の発展の歴史を辿り、その魅力を世界に伝えるコースとなっています。“
もう1つの課題点だった同時期開催のイベント問題について「さっぽろ大通公園ビアガーデン」の面積は縮小せず、五輪マラソン、競歩と共存開催する方向で調整するそうです。
スタート直後の大通公園2周までは平たんですが、その後8キロ過ぎまで上りで、そこから13キロ地点まで緩やかに下っていきます。
高低差でいうと8キロで25メートル上り、以後5キロで30メートル下るかんじです。
13キロ過ぎからは、ほぼ平たんなコースになりますので、比較的タイムが出やすいのではないかと予想されています。
それでは、おすすめの札幌のオリンピックのマラソンの観戦スポットを紹介していきます。
オリンピックマラソンの札幌の観戦スポット、大通公園!
札幌中心部にある大通公園は、都心のオアシスであり、札幌市民の憩いの場としても親しまれている都市公園です。
ハルニレなど92種、約4,700本の木々に囲まれたオフィス街のオアシスでもある「大通公園」。
大通り公園で一年を通じて、様々なイベントが行われており、初夏には、約400本のライラックが一気に花咲き、よさこいソーラン祭り、ビアガーデンで賑わう札幌夏まつり、秋の食の祭典オータムフェスと、そして冬のホワイトイルミネーション、雪まつりなど、札幌市民や多くの観光客を楽しませる舞台です。
そして、その大通公園がオリンピックのマラソンコースの発着点になります。
札幌市内の中心部を、東西約1.5キロにわたり貫いている大通公園は、西1から12丁目の各区間にて、花壇や芝生が整備され、植樹もされ、多彩な噴水や彫刻作品もあり、季節毎美しい景観を楽しむことができます。
東西、長さ1.5キロメートルにわたって広がる大通公園には、92種、約4700本の樹木が植えられています。
大通公園の北側と南側は広い三車線になっています。
片側は大通公園の緑、もう一方はビルが立ち並び、比較的日陰の問題も少なく、ランナーにとっても、観戦場所としても暑さをしのげると思います。
札幌大通公園は、スタートしてから2周し、ゴール地点にもなるので、最も人気の観戦スポットになるでしょう。
地下鉄は東西線や南北線の交差地点でもあり、アクセスもしやすく、観戦するためのアクセスもベストでしょう。
周辺には商業施設も多く、地下街もあるので、トイレ等の問題も少ないと思います。
観戦スペースをどのように設けるかは未定ですが、大通公園から、あるいは大通公園の道路をはさんだ対面側からの応援や観戦になるでしょう。
スタート直後、そしてゴール直前の最も熱い場面を観戦できます。
札幌大通公園のまわりには多くの建物がありますので、オフィスや商業施設やホテルからの観戦や応援も可能だと思われます。
札幌ビューホテル 大通公園は、観戦や応援するには絶好のポジションになるでしょう。
また、札幌テレビ塔の展望室からの観戦も面白いかもしれません。(札幌テレビ塔が、マラソンが行われる早朝に営業するかどうかはまだ不明です。)
オリンピックマラソンの札幌の観戦スポット、中島公園!
大通公園をスタート2周した後に、駅前通りを南へ進みます。
大勢の観客が沿道を埋めつくす中、ススキノ交差点を過ぎると、正面に中島公園が見えてきます。
コースは中島公園すぐそばを通りますが、この辺りは緑も多いので、暑さをしのぐことができるでしょう。
中島公園は、札幌の大歓楽街・すすきのの南にあり、札幌市営地下鉄・南北線の中島公園駅から、また札幌市電の駅から徒歩約5分と、観戦のためのアクセスもしやすいです。
以前の北海道マラソンのコースでは、ゴール場所でした。
北側の周遊コースに人が集まることが予測されるため、中島公園脇の道路は、一回しか通りませんが、緑の景観もすばらしく、日陰で快適に見れる穴場のスポットになるでしょう。
中島公園駅直結の「中島公園」は21haの広い敷地に樹齢数百年単位の樹齢の木が生い茂っています。
中島公園内にある「菖蒲池」の周りには、樹々とビルの対比の景観がすばらしいです。
国の指定重要文化財「豊平館(ほうへいかん)」や「八窓庵(はっそうあん)」といった札幌の生い立ちを感じる建物を見学したり、鴨やオシドリたちが泳ぐ「菖蒲池(しょうぶいけ)」でボート遊びをしたりと札幌観光の立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
池を囲むように散策路が整備されており、さまざまな角度から景色を楽しめるスポットです。
また中島公園周辺は、札幌バークホテル含めて大幅な開発が予定されており、大規模な国際会議場や新たなホテルが建設されるでしょう。
オリンピックマラソンの札幌の観戦スポット、道庁赤レンガ庁舎周辺!
マラソンコースは、道庁赤れんが庁舎に差し掛かります。
札幌のシンボルを世界にアピールしようと、 オリンピックのマラソンの札幌開催に伴い、道庁赤レンガ庁舎の工期1年延期されました。
赤レンガ庁舎をバックにイチョウ並木を走るオリンピックランナーの景観は、札幌のマラソンのハイライトといってもいいのではないでしょうか?
周遊コースに変更になったこともあり、オリンピックのランナーが3回も走るので、おすすめの観戦スポットです。
赤れんが庁舎は、アメリカンネオバロック様式と呼ばれるドームを載せたクラシカルな建物でどこから眺めても絵になります。
赤レンガ庁舎の前の日本庭園では、紅葉の樹々と池に水鏡ように映る高層ビルが映り美しい景観です。
大通り公園から札幌駅までは徒歩で10分~15分ですが、その通り沿いにある赤レンガテラスには高い樹々が植樹されており、両側に建つ高層ビルとの対比が面白いです。
「赤レンガテラス」の中のレストランは、絶好の観戦ポイントになるでしょう。