草原にハート

2020年1月29日「衝撃のアノ人に会ってみた!」で、優れた能力と感情を持った天才ゴリラのココの現在について放送されます。ここでは、「衝撃のアノ人」の天才ゴリラのココの能力や感情、猫とのエピソード、現在について紹介しています。

「衝撃のアノ人」天才ゴリラのココのプロフィールは?

2020年1月29日放送の「衝撃のアノ人に会ってみた!」で、天才ゴリラのココについて紹介されます。

2000もの英単語を理解し、手話を通じて人間とコミュニケーションできるゴリラ「ココ」です。

ココはメスの西ローランドゴリラです。

1971年7月4日にサンフランシスコ動物園で産まれ、こどものころは日本語で「花火の子」を意味する「ハナビコ」と呼ばれていましたた。

生後3カ月で病気にかかっているときに、発達心理学者のフランシーヌ・ペニー・パターソン教授と出会って手話を教わり、2000以上の英単語を理解できるようになったということです。

もともとパターソンさんのプロジェクトはサンフランシスコ動物園で行なわれており、現在、世界で最も長く実行されている猿言語研究とされています。

また、ココはベティ・ホワイト、フレッド・ロジャーサンド、ロビン・ウィリアムスといった有名人と交流があったことでも知られています。

「衝撃のアノ人」天才ゴリラのココの能力は?

2000以上の英単語を理解できたココは、600種類の英単語を日常的に使っていたそうです。

手話は、ココのために特別に作られた手話で、解読できるのがフランシーヌ・パターソンさんと他数人だけだったということです。

当時はそれが原因で、都合のよく解釈したフェイクだと一部では批判がありましたが、実際のココの映像を見た人の感想が、その批判を小さくしました。

ココはナショナル・ジオグラフィックの表紙を2度も飾りました

どちらもユニークで、1978年には鏡に写り込んだ自分を撮影したもの、1985年にはペットの猫を可愛がる様子をとらえたものでした。

2012年にはリコーダーを学び、これまで人間以外の霊長類にはできないと思われていた呼吸コントロールがゴリラにも可能であることが証明されました。

手話プロジェクトを進めるなかで、語学者のノーム・チョムスキーさんや認知学者のスティーブン・ピンカーさんなどから、「ココは自分が出しているサインの内容を理解しているのではなく研究者の手の動きを真似しているだけ」もしくは「ご褒美をもらいたくてやっているだけ」といった懐疑的な意見も出ました。

しかし霊長類の知能とコミュニケーションスキルの高さが明らかになるにつれ、こうした意見も少数派になっていきました。

「衝撃のアノ人」天才ゴリラのココの猫への感情とは?

パターソン博士が絵本を読み聞かせたところ、絵本に出てきた猫を気に入ったココが、誕生日プレゼントとして猫をねだりました。

与えられたぬいぐるみでは気に入らなく、拒否して「悲しい」というサインを送ったこともあるそうです。

最終的にココは、本物の猫をプレゼントされました

ゴリラが他の種類の動物をペットとして育てられるかという実験を兼ねて、生きた子猫3匹を差し出したところ、ココは自分と同じ尻尾がない1匹を選んで「オールボール」という名前をつけて、深い愛情を注いで育てました。

ココは子猫と何時間にもわたって遊んでいましたが、かまい過ぎて猫が嫌がったそぶりを見せたときには「不快な」「猫」といったサインを見せました。

ココと猫の関係は、書籍にもなるほどでしたが、残念なことにオールボールは車に轢かれて死んでしまいます。

オールボールの死を知ったココはひどく悲しみ、「猫」「泣く」「さようなら」と「ココ 愛」と伝えました

ココは、悲しがり涙を流しながら大声で泣くなどし、ウソやジョークだけではなく、死についての観念もあったようです。

ナショナル・ジオグラフィックに特集されたこの話は、その後、小学校の教科書に掲載され、世界中に「ゴリラの豊かな感情と認知能力」が認識されるきっかけとなりました。

「衝撃のアノ人」天才ゴリラのココの現在は?

手話を習得し、人間と信頼関係を築いていたことで知られる西ローランドゴリラの「ココ(Koko)」が2018年6月19日、米カリフォルニア州で死にました

46歳でした。

ココを飼育していたカリフォルニア州の非営利団体「ゴリラ財団(The Gorilla Foundation)」によると、ココは19日朝に研究施設で眠ったまま息を引き取ったといいます。

ココは生涯を通じて私たちに霊長類のもつ高い能力を教えてくれました。

その昔、研究者がココに「動物は死んだらどこに行くの?」と聞いたことがあります。

ココは「心地いい穴の中」と答えたのだそう。

きっと、今頃ココは心地いい穴の中にいるのでしょう。

「衝撃のアノ人」天才ゴリラのココと暮らしたパターソン博士の現在は?

天才ゴリラ・ココについて語るなら、この人のことを避けてはもちろん通れません。

フランシーヌ・パターソン博士です。女性の方です。

ココに手話を教え、45年間も一緒に暮らした博士です。

現在(2020年)では、73歳になります。

2018年にココは亡くなってしまいました。

しかし、1976年に自ら「ゴリラ財団」を立ち上げて会長になり、ゴリラの発達や行動の研究結果やゴリラの保全について活動を続けています。

博士の研究目的は、「動物と人間がコミュニケーションをとる」ことの大切さで、世界中から注目されています。

まとめ:「衝撃のアノ人」天才ゴリラのココの能力と感情は?現在は?

ここでは、天才ゴリラのココの能力や感情、猫とのエピソード、現在について紹介しました。

ココはその能力の高さとあふれる感情によって、多くの可能性と感動を残してくれました。

フランシーヌ・パターソン博士は、今も活動を続けられているようですが、本当に価値のある研究だと思います。

財団はホームページで「ココはすべてのゴリラを代表とする存在として、異なる生物とコミュニケーションを深め、何百万人の人びとの心に触れました。とても愛された存在です」とコメントを発表しています。

※ Youtube by kokoflix, Gorilla Foundation

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