黒石寺「蘇民祭」に「YOUは何しに日本へ」密着!岩手の奇祭(裸祭り)とは?

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2020年2月24日放送「YOUは何しに日本へ」で、大人しいYouとお祭り大好き男・ドーアン が、岩手の奇祭(裸祭り)の 黒石寺「蘇民祭」に参加する様子に密着します。ここでは、「YOUは何しに日本へ」 が密着する、 岩手の奇祭(裸祭り)の 黒石寺「蘇民祭」 を紹介します。

「YOUは何しに日本へ」岩手の奇祭(裸祭り)黒石寺「蘇民祭」にYOUと 祭り大好き男・ドーアン が参加?

2020年2月24日放送「YOUは何しに日本へ」で、大人しいYouとお祭り大好き男・ドーアン が、岩手の奇祭(裸祭り) 黒石寺「蘇民祭」に参加する様子に密着します。

日本三大奇祭(裸祭り)の蘇民祭は、岩手県を中心に日本各地に伝わる裸祭りであり、1000年以上の歴史を持つと言われ、2020年も開催されました。

岩手県内では毎年1月から3月にかけて複数の蘇民祭が行われ、国の選択無形民俗文化財とされています。

1000年以上続く奇祭・黒石寺“蘇民祭”に参加するYOUを地元で探すと、おとなしすぎるYOUを発見します!

聞けば、蘇民祭に出るといいます。

さらに、かつて岸和田のだんじり祭で出会い密着した、お祭り大好き男・ドーアンにも遭遇するそうです!

2人の奮闘に密着します。

実はこの蘇民祭極寒の川で水浴びや、火の上で煙まみれになるなど超過酷です!

さらにラストは伝統の“蘇民袋”争奪戦が待っていました!

ここでは、 「YOUは何しに日本へ」 が密着する、 岩手の奇祭(裸祭り)の 黒石寺「蘇民祭」 を紹介します。

「YOUは何しに日本へ」岩手の奇祭(裸祭り)「蘇民祭」とは?

蘇民祭(そみんさい)は、岩手県を中心として日本全国に伝わる裸祭りの一つです。

その歴史は長く、1000年以上も前から続いていると言われています。

岩手県内では毎年1月から3月にかけて複数の蘇民祭が行われ、岩手の蘇民祭は国の選択無形民俗文化財に認定されています。

その中で最も著名なものは日本三大奇祭ないし日本三大裸祭りの一つに数えられるのが、奥州市の黒石寺蘇民祭です。

蘇民将来の伝説に由来しています。

昔、武搭神(ぶとうのかみ又はたけあきのかみ)という神様が旅に出て一夜の宿を求めたとき、金持ちの巨旦将来(こたんしょうらい)は断ったのに、貧乏な蘇民将来は宿を貸しました。

以来、武搭神は、蘇民将来の子孫を代々守りますと約束しました。

この武搭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)、牛頭天王、薬師如来と同一神仏であるとされています。

そこから、蘇民将来の子孫であることを示す護符を持つと災厄を免れるということで、護符が頒布される習俗が全国に広がりました。

その中でも、岩手の蘇民祭は護符を争奪戦で奪い合うのが特徴です。

黒石寺の蘇民祭岩手県の蘇民祭の中でも最も歴史が古く、規模も最大級です。

「YOUは何しに日本へ」岩手の奇祭(裸祭り)黒石寺「蘇民祭」の内容は?

黒石寺蘇民祭は、毎年旧正月七日夜半から八日早暁にかけて行われ、災厄消除・五穀豊穣を祈願するお祭りであり、次の5つの行事からなります。

夏参り(裸参り、祈願祭ともいう・午後10時~)
厄年連中や一般祈願の善男善女がそれぞれロウソクをともした角燈を持って、瑠璃壺川(ルリツボガワ)[山内川]で身を清め、「ジャッソー、ジョヤサ」の掛声で、妙見堂から薬師堂を三巡して、厄災消除、五穀豊穣を祈願します。

柴燈木登り(午後11時半~)
本堂前に、長さ五尺の松の木を井桁に積み上げて火を点じ、この上に登って火の粉をあびて身を清め、厄を払い一同で山内節をうたって気勢をあげる柴燈(ひたき)護摩です。

別当登り(午前2時~)
住職が、蘇民袋を従えて本堂に登り、厄災消除・五穀豊穣の護摩を焚きます。

鬼子登り(午前4時~)
数え年7歳の男児二人が麻衣をつけ、鬼面を逆さに背負い大人に背負われ本堂に登ります。
鬼子が本堂に入った後、住職が外陣に出て曼荼羅米(まんだらまい)をまき、次いで、外陣中央にある護摩台に燃えさかる松明が置かれ、鬼子がこのまわりを三度めぐります。

蘇民袋争奪戦(鬼子登り終了後~)

将軍木(かつのき)[=ヌルデ]で作った長さ3センチ位の六角柱の小間木(こまぎ)[=蘇民将来護符]五升がぎっしりつまった蘇民袋を裸の若者たちが奪い合います。

開始後まもなく袋に刀が入れられ中の小間木がとび散りますが、この小間木を持っている者は、厄災をまぬがれるといわれ、競って手に入れようとします。

更にカラになった袋の争奪戦が1時間あまり続き、審判役の親方が取主(最後に袋の首に部分を握っていた者)の判定を下して祭りは終わります。

黒石寺蘇民祭(こくせきじそみんさい)は、 裸の男と炎のまつりです。

実はこの祭り、黒岩寺蘇民祭含め全ての祭りが全裸で行われていたそうです。

しかし、観光客の増加によってストリーキング目的の参加者が増え、2007年より下帯の着用が義務付けられて、全裸祭りの伝統が途絶えました。

しかし、今でも蘇民袋を開ける親方は全裸で行っていて伝統は守っているそうです。

2020年の黒石寺蘇民祭は、2020/1/31~2020/2/1にありました。

「YOUは何しに日本へ」岩手で開催され他の奇祭(裸祭り)「蘇民祭」は?

岩手県内で開催されるその他の蘇民祭は以下の通りです。

黒石寺蘇民祭以外には、岩手県でこれだけの蘇民祭が開催されています。

裸の男たちの熱気と炎に囲まれてみてはいかがでしょうか?

1月2日: 胡四王神社蘇民祭(花巻市・胡四王神社)

1月第2日曜日: 興田神社蘇民祭(一関市・興田神社)

1月18・19日: 伊手熊野神社蘇民祭(奥州市・伊手熊野神社)

1月下旬: 永岡蘇民祭(金ケ崎町・町内永沢・永栄地区一帯)

1月31日: 光勝寺五大尊蘇民祭(花巻市石鳥谷町五大堂・豊山派 貴峯山光勝寺)

3月17日: 早池峰神社蘇民祭(花巻市・早池峰神社)

まとめ:黒石寺「蘇民祭」に「YOUは何しに日本へ」密着!岩手の奇祭(裸祭り)とは?

ここでは、 「YOUは何しに日本へ」 が密着する、 岩手の奇祭(裸祭り)の 黒石寺「蘇民祭」 を紹介します。

伝統を大切に守ってきた、 熱気に溢れたお祭りです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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