2020年3月24日放送「ガイアの夜明け」で、 食品ロスの削減に挑むベンチャー企業のカンブライト(井上和彦社長)が取り上げられました。ここでは、「ガイアの夜明け」で紹介された、 カンブライトの缶詰で食品ロス削減の挑戦についてまとめました。
目次
「ガイアの夜明け」缶詰で食品ロス削減!カンブライトの挑戦とは?
2020年3月24日放送「ガイアの夜明け」で、 食品ロスの削減に挑むベンチャー企業のカンブライト(井上和彦社長)が取り上げられました。
サバ缶が品薄になるなど、健康目的や酒のつまみとして今や食卓には欠かせない人気の「缶詰」。
この缶詰を使って食品ロスを解決しようとするベンチャー企業があいります。
「カンブライト」です。
社長の井上和馬さん(41歳)が、食品ロス削減のため約5年前に脱サラして起業しました。
社員は13名です。
「ホヤのアクアパッツァ」「アマゴの酒香漬」など、流通にのらない独自の缶詰を商品化してきました。
ユニークな缶詰ばかりです。「牡蠣みそ」もあります。
高めですが、品質にすぐれ、美味しいと評判です。
井上さんのもとには、流通が難しい食品に悩む全国の生産者や加工会社から相談が寄せられます。
ここでは、「ガイアの夜明け」で紹介された、 カンブライトの缶詰で食品ロス削減の挑戦についてまとめました。
「ガイアの夜明け」缶詰で食品ロス削減! 豚肉と鹿肉の活用?
井上さんが目下取り組んでいるのは、加工や精肉の過程で大量に残ってしまう豚肉と鹿肉のすじの活用です。
試作品「鹿肉のワイン煮込み」を依頼主に食べてもらうと、「もう少しインパクトが出る形」と要望がありました。
商品開発を続ける井上さんは、いったいどんな缶詰を生み出すのでしょうか。
最高品質の利尻昆布や最上級のゴマ油など、味には相当こだわっています。
井上さんは、元IT企業のエンジニアです。
缶詰で世界の飢餓を救う企業の取り組みに憧れ、「カンブライト」を立ち上げました。
農家や漁師の一次産業や小規模な食品加工業者など、「日本の食を支える人たちを後押ししたい」と考えたのです。
しかし、缶詰に関してはずぶの素人。社会人講習でゼロから学び、これまで作った缶詰の試作は500以上です。
それでも現在の収入は会社員時代の半分以下で、試行錯誤は続きます。
奥様も最初は独立には大反対でしたが、今は缶詰のラベル貼りなども手伝われているそうです。
鹿肉は軟骨も細かく砕き、ハーブを使い鹿肉のハンバーグの試作をつくりました。
試作の結果評判が良く、ワインにあう逸品ができました!
「ガイアの夜明け」缶詰で食品ロス削減! 新型コロナの打撃を緩和?
3月中旬、食品産業を取り巻く状況は一変します。
井上さんが新型コロナウイルスの影響で「廃業しなきゃいけなくなる会社が出るのでないか」と危機感を募らせる中、取引先からの相談が舞い込みます。
マグロの卸業者「いちもん」には、飲食店からの注文が減り、大量に余ったマグロがありました。
ネギトロ用のマグロが余っていました。
井上社長は、長く美味しく食べることができるような商品にしてくれる可能性を打診されました。
缶詰で救うことができるのでしょうか。
井上和彦社長は、強い信念を持ち、廃棄ロス削減そして新型コロナウイルスで打撃を受けている会社を救おうと奮闘されています。
まとめ:「ガイアの夜明け」カンブライトが缶詰で食品ロス削減?井上和彦の挑戦!
ここでは、「ガイアの夜明け」で紹介された、 カンブライトの缶詰で食品ロス削減の挑戦についてまとめました。
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