2020年2月20放送 日本人の3割しか知らないこと 「ハナタカ」で、おすすめの飲み物やカイロの貼る位置等、体を温める方法や冷え性対策が放映されます。ここでは、「ハナタカ」 で取り上げた、おすすめの飲み物やカイロの位置など、体を温める方法・冷え性対策をまとめました。
目次
「ハナタカ」体を温める方法・冷え性対策!女性の方が冷え症が多いのはどうして?
女性は男性と比べると一般的に「筋肉が少なく、脂肪が多い」という特徴があります。
筋肉は体を動かすという役割以外に、「体の熱を作りだす」という重要な役割も担っています。
体は筋肉が動くとそれに伴って熱が作られて温まるようになっていますが、筋肉が少ない女性の体は作られる熱も少ないので、温まりにくく冷えやすい体になってしまい、冷え性が多いと考えられます。
また、女性には月経や排卵などの周期があり、それに伴ってホルモンバランスは複雑に変化します。
ホルモンバランスは自律神経と同じ大脳の視床下部でコントロールされているので、ホルモンバランスが乱れると自律神経の乱れにも繋がることがあるのです。
自律神経は循環器や消化器、呼吸器などの活動をコントロールしており、体内に血液を流したり胃や腸を動かしたりと、とても重要な役割を果たしています。
その自律神経が乱れることによって血行不良や臓器の不調を引き起こし、冷えを招く場合もあります。
「ハナタカ」体を温める方法・冷え性対策! 体を温めるときにおすすめの飲み物は?
2019年12月に放映された「この差って何ですか」では、体が温まるある飲み物が紹介されました。
しょうが湯には、ショウガオールという成分が含まれていて体の中から熱を作り出してくれるのですぐに体温が上がるそうです。
ショウガオールは急激に体温を高める働き(発汗作用)があるので、汗が出てしまって体温の上昇が持続できなない場合もあります。
紅茶には、テアフラビンという成分が含まれていて血液の巡りを良くする効果があり、体の末端まで体温を高めることができるそうです。
ココアは、カカオポリフェノールが血行促進してくれる効果があるので体がよく温まると言われています。
2020年1月9日放送「主治医が見つかる診療所」 では、漢方内科医の石原新菜先生が、朝食に飲むと体を温める飲み物として梅醤番茶を紹介しました。
朝に飲むと、平熱(体温)を上げる方法として、効果てきめんだそうで、作り方は簡単です。
梅干し1個と醤油大さじ1をカップに入れて、そこにしょうがのしぼり汁をお好みの量入れます。
最後に熱い番茶を注いで完成で、おいしく飲むことができます。
全国冷え症研究所では、「紅茶」が温めるのにおすすめだそうです。
他には、ほうじ茶やウーロン茶も効果的です。
つまり、発酵させた茶葉の飲み物が効果が期待できます。
よって、味噌を使う味噌汁も体を温めます。
「ハナタカ」冷え性対策・体を温める方法!体が温まるカイロの貼り方とは?
2020年1月9日放送「主治医が見つかる診療所」 では、お腹にカイロを貼る場合、肝臓のある右上腹部(みぞおちから少し右あたり)に貼ると良いとすすめていました、
体温が作られているのは筋肉と肝臓のため、肝臓を温めることで全身に温かい血液が送られるそうです。
肝臓の代謝を良くすれば悪酔い防止にもなります。
2020年1月26日放送「健康カプセル!ゲンキの時間」では、血流を良くするところに、カイロを貼るのがポイントと説明していました。
手・首・肩が冷える人はカイロを背中の上部に、脚・腰が冷える人は腰の下あたり、お腹が冷える人はおへその下に貼るようにすすめていました。
また、2020年1月21日放送「この差って何ですか?」では、足裏やお腹をすすめています。
「足裏」は「手」や「太もも」、「ふくらはぎ」の部分までしっかりと温まっていました。
足裏には血管がたくさんつまっており、血行がよくなり体温を上げるそうです。
そして、皮下脂肪も少ないので、「カイロ」を貼ることで血液が効率よく温められ、体の中心部に戻ってきて、全身が温まったそうです。
「ハナタカ」では、お腹と背中と挟むようにカイロを貼るのをおすすめしていました。
「ハナタカ」体を温める方法・冷え性対策! 体を温めるシャワーの浴び方は?
2020年1月9日(木)放送「主治医が見つかる診療所」 にて、自治医科大学附属病院の鍼灸師の中野明儀先生が、お尻の上の方にある仙骨にシャワーを30秒当てるだけで体温が上がることを説明していました。
仙骨のおなか側には多くの血管と神経が通っているため、仙骨を温めることで神経が刺激され血管が広がり血流がアップし、体全体を温める効果があるそうです。
体をよく温めるには、入浴では39度くらいのぬるま湯で20~30分入らないと効果が期待できませんが、お尻シャワーだと1回30秒を毎日長く続けることで同じ効果が期待できるそうです。
お尻シャワーのやり方を紹介します。
お湯の温度は40~42℃に設定し、シャワーをお尻から約10cm離し、お尻の少し上の仙骨に30秒当てるだけです。これだけで平熱(体温)を上げる効果が期待できます。
今回の「ハナタカ」では、首を重点的に温めることをおすすめしていました。
まとめ:「ハナタカ」体を温める方法・冷え性対策!おすすめの飲み物・カイロは?
ここでは、「ハナタカ」 で取り上げた、おすすめの飲み物やカイロの位置など、体を温める方法・冷え性対策をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!