2020年2月25日放送「林修の今でしょ講座」で、ピーナッツと枝豆の健康効果や驚きの効能が説明されます。ここでは、「「林修の今でしょ講座」で取りげられた、ピーナッツと枝豆の健康効果や効能を紹介します。2020年2月25日放送の内容も随時更新します。
目次
「林修の今でしょ講座」ピーナッツと枝豆の健康効果は?死亡リスクが減少する?
2020年2月25日放送「林修の今でしょ講座」で、ピーナッツと枝豆の健康効果や驚きの効能が説明されます。
ハーバード大学が発表「ピーナッツを朝30粒程度食べると、生活習慣などの死亡リスクが20%減った!?」
知られざる栄養パワーに迫る!更に直腸がん予防や、便秘も解消する栄養を持つ豆はどっち?
「枝豆」がお酒のつまみで食べる事には意味があった!
枝豆の栄養と肝臓の意外な関係も明らかになります。
「林修の今でしょ講座」で取りげられた、ピーナッツと枝豆の健康効果や効能を紹介します。
「林修の今でしょ講座」ピーナッツと枝豆の健康効果は?ピーナッツの驚きの効能は?
今、世界中でピーナッツの健康効果が注目されています。
ハーバード大学では12万人以上を対象に、30年かけてピーナッツやナッツの効能について調査したところ、ピーナッツやナッツを毎日食べると、血管を強くし、心疾患など生活習慣病などによる死亡リスクが20%も低くなるという研究結果が得られました。
ピーナッツについて教えてくれるのは、ミスターピーナッツ、予防医学の権威、早稲田大学ヘルスフード科学部門長の矢澤一良先生です。
ピーナッツには、 マグネシウムやカリウム、リンなどのミネラル、ビタミンEをはじめ、B1、B2、ナイアシンなどのビタミン類、食物繊維、アルギニン、オレイン酸など、体を活性化させ、病気の予防に有効な成分がたくさん含まれているそうです。
ピーナッツは49%が脂質、26%がたんぱく質、19%が炭水化物です。 成分のほぼ半分を占めているのが脂肪なのですが、ピーナッツの脂肪酸は、オレイン酸で、このオレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを減らしてくれ、血管を強くしてくれるとのこと。
脂肪分が多く思われますが、摂りすぎるとよくない飽和脂肪酸は20%、80%は体にいい不飽和脂肪酸で、そのうちの3分の1がオレイン酸です。
番組で紹介されたピーナッツを毎日食べている皆さんの血管年齢も、実年齢より全員若いという結果でした!
落花生は、土の下で育つので、土のミネラルが落花生に吸収され、落花生の脂質が増えるのだそうです。
また、ピーナッツが、「肌に悪い」「食べ過ぎると鼻血が出る」というのもよく聞きますが、これは医学的根拠のない都市伝説的なものだそうなので、毎日食べることに躊躇する必要はないそうです。
糖質の吸収を抑え、血管強化するために良い朝食の食べ方は、パンにピーナッツバターを塗って食べること。
パンだけだと糖質が多く、血糖値が一気に上がりやすいのですが、ピーナッツバターと一緒に取ると、ピーナッツのオレイン酸やたんぱく質が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれ、血管を傷つけず、血管強化につながります。
おススメは、無糖のピーナッツバターです。
朝は空腹状態で食べるので、血糖値があがりやすい為、朝食にピーナッツを食べるのが良いとのことです。
また、ピーナッツには、花粉症対策になる成分がふくまれているのだそうです。
ピーナッツの茶色い薄皮部分に花粉症を撃退するすごいパワーのある成分が含まれていました。
それは数十種類のポリフェノール。中でも特筆すべきなのはレスベラトロールという強い抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富なことです。
レスベラトロールは、人間の細胞の中のサーチュイン遺伝子(抗老化遺伝子)と結合すると、細胞の動きをゆるやかにする作用があるそうです。
この成分に、花粉症をはじめとしたアレルギー症状の炎症を抑える効果が期待されています。
花粉症撃退パワーをUPするために、ピーナッツご飯がおススメ!
薄皮つきのピーナッツと一緒にご飯を炊くだけで、効率よくピーナッツの薄皮に含まれるポリフェノールを効率よく吸収できます。
また2015年の最新研究では、ピーナッツの薄皮に含まれるポリフェノールで、インフルエンザウイルスが1/1000に減少したということもあり、強い抗ウイルス作用が知られています。
更に、細胞レベルの研究ですが、このピーナッツの薄皮には、長寿遺伝子を活性化し、細胞の老化を遅らせ、若さを保つ働きがあることも知られているとのことでした。
「細胞は活発に、どんどん再生したほうがいいように思われますが、短時間で再生すると遺伝子の書き間違えが多くなります。
細胞がゆっくりゆっくり再生することで、確実に正しい情報が伝わり、ガンや老化を予防できるのです」
『ハーバード大の研究でわかったピーナッツで長生き!』 の著者、慶応大医学部教授の井上浩義先生もおっしゃっています。
ピーナッツに含まれる「ナイアシン」が「アセトアルデヒド」を分解し、二日酔いを防いでくれる効果もあるので、お酒のおつまみにピーナッツも良さそうです。
ピーナッツは、食物繊維も豊富です。
なんと、さつまいもの3倍もの食物繊維を含んでいるそうです。
今、日本人の3人に1人がガンで亡くなっています。
さまざまなガンがありますが、女性のがん死亡原因第1位の直腸ガンは食物繊維をしっかり摂ることで予防できるといいます。
また、ピーナッツを食べることにより、排便回数や排便量が増え、便秘解消にもつながります。
“質のいい脂肪”を摂ることで細胞は新陳代謝を起こし、体重の増加を抑えることができるそうです!
「林修の今でしょ講座」ピーナッツと枝豆の健康効果は?枝豆の驚きの効能は?
枝豆は、「畑の肉」と呼ばれている大豆の未成熟豆です。
枝豆について教えてくれるのは、ミスターエダマメ、プルミエールクリニック院長の星野泰三先生です。
枝豆は、たんぱく質や糖質などの栄養素が大豆同様に豊富であり、さらに、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、β-カロテンなどのビタミン類や脂質、食物繊維、鉄分、マグネシウム、カルシウムなどの栄養素が豊富に含まれています。
枝豆の栄養分として特徴的なのが、ビタミンB1やビタミンB2といった野菜に少ない栄養素が多く含まれ、ビタミンAやビタミンCといった大豆に含まれていない栄養素も含まれている点です。
特に、不足すると痩せにくくなる「鉄分」、脂肪をつけにくくする「食物繊維」、代謝を上げ、脂肪をたまりにくくする「ビタミンC」、脂肪燃焼に必要な「葉酸」など、脂肪を減らすのに効果的な成分が効率的に含まれています。
脂肪や糖を分解する「コリン」、脂肪や糖の燃焼を促進する「オルニチン」、これらスーパー2大成分が含まれている枝豆は、余分な脂肪を減らすだけではなく、糖尿病のリスクも減らすことが可能な食材です。
ただし、枝豆を茹でると、水に溶けやすいコリンもオルニチンも外に流れ出してしまうため、茹でて食べるのはNG!
枝豆の持つパワーを十分に発揮させる調理法は、フライパンで皮ごと蒸し焼きです!
フライパンに、枝豆500gと100ccの水を入れ、ふたをして、中火で5分程度。水分が蒸発したら出来上がりです。
また、脂肪をつけさせない最強の組み合わせは、なんと「枝豆」X「ご飯」です。
枝豆から出た栄養は、そのまますべてご飯に吸収される為、 とても効率よく成分を体に取り入れることができます。
また、ご飯の糖質の吸収を、コリンやオルニチンが抑えてくれ、枝豆が入っていることで、食べるご飯の総量が減ることもあり、ダイエットにとても向いているそうです。
同様に、枝豆をポテトサラダに混ぜるのもおススメです!
また冷凍の枝豆は、旬の時期に取れたものを冷凍するので、豊富な栄養がすべて閉じ込められていて非常に良いそうです。
また、ビールのおつまみとしてよく食べられている枝豆は、栄養成分の面からも、おすすめの食材です。
お酒を飲むときには、お酒を飲む「前」に枝豆を食べると血中のアルコール濃度を下げてくれるそうです。
なぜ枝豆を食べると肝臓の働きが良くなるのでしょうか?
それは、枝豆の肝臓強化パワーを2つです。
一つは「レシチン」。これは肝臓の細胞を元気にして、肝機能を向上してくれます。
もう一つは「メチオニン」。肝臓にたまった老廃物を除去してくれます。
このレシチンとメチオニンの働きにより、肝臓が強化されます。
また、糖質をエネルギーに変換する時や脂質、タンパク質などの代謝を促進する時に必要となるビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6の含有量が、野菜の中では多いのが枝豆です。
これらのビタミン群も、疲労回復に有効です。
枝豆にふくまれる肝臓の働きを補助するアミノ酸の一種「レシチン」「メチオニン」とこれらのビタミン類肝臓を強化、疲労回復させ、免疫力の低下を防いでくれます。
おススメの食べ方は、枝豆をつぶしてみそ汁に入れること、だそうです。
また枝豆の卵焼きもおススメです。
「枝豆のレシチン」X「卵のレシチン」のダブルレシチンで、肝臓強化パワーは更にUPします。
さらに、 高血圧の原因となるナトリウム(塩分)の排出を助け、 体内の余分な水分と共に塩分を排出する利尿作用を促すカリウムが枝豆には豊富に含まれています。
この働きが、血圧の上昇を抑制し、血管を老けさせません。
また、むくみの予防や改善につながります。
メチオニンとの相乗効果により、飲酒した翌日のむくみ対策にもなっています。
まとめ:「 林修の今でしょ講座」ピーナッツと枝豆の健康効果は?死亡リスク減?
ここでは、「林修の今でしょ講座」で取りげられた、ピーナッツと枝豆の健康効果や効能を紹介しました。
以上、ぜひ参考にしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。