「世界まる見え!」ブラジルサッカーチームの飛行機事故と復活?

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2020年3月9日放送「世界まる見え!テレビ特捜部」で、ブラジルサッカーチームのシャペコエンセの悲劇の飛行機事故と復活が取り上げられます。ここでは、 「世界まる見え!」で取り上げた、ブラジルサッカーチームのラミア航空の飛行機墜落事故と復活についてまとめました。

「世界まる見え!」ブラジルサッカーチームの飛行機事故に密着!

2020年3月9日放送「世界まる見え!テレビ特捜部」で、ブラジルサッカーチームのシャペコエンセの悲劇の飛行機事故と復活が取り上げられます 。

「世界まる見え!テレビ特捜部」は2020年3月9日(月)、「どんでん返しSP」と題し、2016年のラミア航空墜落事故で多くメンバーが犠牲となったブラジルのサッカーチーム「シャペコエンセ」の復活劇を紹介します。

当該機は、シャペコエンセが試合へ向かうためにチャーターした「LMI2933便」として運航されており、ヴィッセル神戸での監督経験もあるカイオ・ジュニオール監督をはじめ、日本のJリーグでプレー経験のある複数の選手も犠牲となりました。

ブラジルサッカーチームを突如襲った飛行機事故…涙と闘い!

どん底からの復活劇に密着しています。

ここでは、 「世界まる見え!」で取り上げた、ブラジルサッカーチームの飛行機事故と復活についてまとめました。

「世界まる見え!」ブラジルサッカーチーム・ シャペコエンセのラミア航空墜落事故とは?

あと一歩でコパ・スダメリカーナを掲げるというシャペコエンセの夢は、最悪の悪夢へと変わっていきました。

この事故は2016年11月28日(月)、ボリビアのビルビル国際空港を出発し、コロンビアのホセ・マリア・コルドバ国際空港へ向かっていたラミア航空のアブロRJ85、機体番号(レジ)「CP-2933」が、燃料切れでコロンビアの山中に墜落、71人が死亡したものです。

シャペコエンセのメンバー、クラブ首脳陣、そしてジャーナリスト達を乗せたチャーター機は 南米クラブ杯・決戦戦へ向かう途中で 、メデリン郊外で墜落し、サッカー界は悲嘆に暮れました。

燃料切れにより目的地まであとわずかというところでおきた事故により、シャペコエンセはほぼすべてを失ったようなものでした。

シャペコエンセはその事故で尊敬すべき監督、カイオ・ジュニオールとともに19人の選手を亡くしたのです。

生存した選手はわずか3人で、悲劇により脚を失い選手としてのキャリアを終えざるを得なかった控えキーパーのジャクソン・フォルマン、そしてアラン・ルシェウとネトです。

現在でもクラブと密接に関わり、義肢で熱心にトレーニングに励んでいるフォルマンは、現実には叶わなかった決勝戦のことについて、以下のように語っています。

「決勝戦のことを思い描いたことがないといったら、それは嘘になるよ。我々がピッチに出て行く様子を思い描いたりしたんだ。普段通り、素晴らしい試合になったはずだった。我々はアウェーではとても強かったからね」

キーパーのダニーロは悲劇のシンボルでした。

当時31歳のダニーロは、セリエBにいたときからシャペコエンセでプレーをしており、スダメリカーナではインデペンディエンテ戦のPK合戦で4本のPKをセーブ、そして次のサンロレンソ戦では至近距離からのシュートを信じられないようなセーブでストップし、チームを決勝に導いたのです。

その後命を落とすことになったものの、墜落直後は彼は生存しており、墜落機の中から妻に電話をかけていました。

「何があろうと愛している」

それが彼の最後の言葉だったとパートナーのレティシアは語っています。

彼は小さな息子を残してこの世を去りました。

「世界まる見え!」ブラジルサッカーチーム・ シャペコエンセの奇跡の復活とは?

悲惨な事故による選手達の訃報を受けて、決勝の対戦相手であったコロンビアのチームは決勝戦を辞退してシャペコエンセにタイトルを譲るよう申し出ましたが、シャペコエンセは丁重にこの申し出を断ります。

事故後シャペコエンセの選手・家族・スタッフは様々な葛藤や挫折に直面しますが、やがて幾多の困難を乗り越えシャペコエンセの選手達はサポータも含めた強い一体感を獲得することに成功し、翌年の2017年のシーズンでクラブ最高順位の成績を収めました。

シャペコエンセは主力メンバーの大半を失ったため、移籍金なしという寛大な対応でレンタル加入の選手たちを組み合わせてチームを構成することになりました。

しかし、それは決して容易なことではありません。

ところが大方の予想に反して、急ごしらえのチームは期待を上回る結果を残しています。

あの忌まわしい悲劇から12カ月、犠牲者の思い出がつまったクラブは大惨事から立ち上がって見せました。

コパ・リベルタドーレスのラヌース戦で出場停止処分中であるはずの選手を出場させるという失態によりノックアウトステージの進出は阻まれてしまいましたが、シャペコエンセはサンタ・カタリーナ州王座を保持しました。

誰にも恥じることのない見事なシーズンを送ったのです。

「ここでは皆が同じ方向を向いていて、シャペコエンセを助けようと必死にやっている」

サンパウロからレンタルされ今シーズン好調の立役者の一人であるレイナウドはそう説明しています。

レイナウドの証言によれば、2016年11月28日の苦悩を歓喜に変えるという挑戦が、クラブ全体にとって大きなモチベーションになったのです。

まとめ:「世界まる見え!」ブラジルサッカーチームの飛行機事故と復活?

ここでは、 「世界まる見え!」で取り上げた、ブラジルサッカーチーム・ シャペコエンセのラミア航空の飛行機墜落事故と復活についてまとめました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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