ラグビーのプロリーグ化が日本も誕生か?世界のプロリーグとは?

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ワールドカップラグビーでの日本代表の大躍進による盛り上がりによって、ラグビーファンも増えたのでは?ラグビーのプロリーグ化が、日本でもという声がでてきていますそれでは世界のプロリーグの状況はどうなのでしょうか。最新の情報をお伝えします!

ラグビーのプロリーグ化。現在の日本の「 トップリーグ」とは?

現在ラグビーの国内プロリーグの話も出ていますが、その前に日本のトップリーグについて説明します。

これまでの各地域リーグと全国社会人ラグビーフットボール大会を発展的解消し、トップリーグは2003年度、東日本、関西、西日本の各地域リーグを統合する形でトップレベルの強化を目的に創設されました。

当初は、全国からラグビーのトップリーグに12チームが参加し、2006年度に14、2013年度に16とチーム数が拡大しました。

社会人ラグビー「トップリーグ」は16チーム、その傘下に2部に相当する「トップチャレンジリーグ」が8チーム存在します。

選手は、外国籍のラグビー選手は基本全員「プロ契約」、日本人ラグビー選手は所属企業で仕事をしている「社員選手」の方が多いのが現状です。

チームによっては、日本人選手はプロ契約を認めず全員社員選手としているチームもあります。

今年放映された、大泉洋さん主演の人気ラグビードラマ「ノーサイドゲーム」でも、そこらへんの状況が描かれていますよね。

トップリーグの選手は、プロ・アマ混合という状況です。

チームを運営している企業は、よく名前が知れた人気企業がズラリと揃っています。

野球選手などは年棒が数億円という可能性がありますが、ラグビーの場合、日本人プロ選手は500万円〜1,500万円程が相場なようです。

よって、選手もラグビー推薦のような形で社員となり、引退後の仕事が保証される社員選手という待遇に魅力を感じている選手が多いようです。

あれだけ命を張っているスポーツのプロ選手の年俸としては、安すぎるような印象がありますよね。

トップリーグの2019-2020シーズンは、9月20日(金)~11月2日(土)の日程で「ラグビーワールドカップ」が日本で開催されるため、変則的な日程となります。

レギュラーシーズンとなる「ジャパンラグビー トップリーグ2020」は2020年1月~5月に行われる予定です。

ジャパンラグビー トップリーグ」は、2020年1月12日に開幕することが決まりました。

16チーム総当たりのリーグ戦でシーズンチャンピオンを決定します。(全試合終了時点で最も勝点の多いチームを1位とし、同様に2位から16位を決定する)。

最終節は5月9日です。

開幕日、昨季王者の神戸製鋼コベルコスティーラーズは地元の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で キヤノンイーグルス と対戦します。東大阪市花園ラグビー場でおこなわれる第2試合では、下部のトップチャレンジリーグから昇格した2チーム、NTTドコモレッドハリケーンズと三菱重工相模原ダイナボアーズが激突します。

【レッド(R)カンファレンス】

サントリーサンゴリアス、トヨタ自動車ヴェルブリッツ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、NECグリーンロケッツ、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス、豊田自動織機シャトルズ、宗像サニックスブルース、日野レッドドルフィンズ

【ホワイト(W)カンファレンス】

パナソニック ワイルドナイツ、ヤマハ発動機ジュビロ、東芝ブレイブルーパス、リコーブラックラムズ、キヤノンイーグルス、クボタスピアーズ、コカ・コーラレッドスパークス、

世界のラグビーのプロリーグ

日本で完全なプロリーグはないですが、世界にはプロラグビーリーグあるのでしょうか?

もちろん世界にはプロリーグがあります!

日本では、上記の通り、最高峰のリーグとして企業のラグビー部で構成される「トップリーグ」が国内ラグビーを牽引しています。

主な世界のプロリーグを紹介しますね。

スーパーラグビー(SR)

ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン、日本の5か国、計15チームが参加、最もハイレベルなリーグです。

スーパーラグビーは、「世界最高峰のプロリーグ」、「世界最高のエンターテインメントラグビー」「もっともワールドワイドなプロリーグ」と、さまざまな表現がされるリーグです。

日本のサンウルブズも参戦しているため、日本のラグビーファンにもお馴染みです。

長距離を移動しながら毎週のように戦っていくのだから、「世界一タフなプロリーグ」と言われています。

日本の小さな巨人、田中史朗選手は2013年にハイランダーズ(ニュージーランド=NZ)と契約した日本人初のスーパーラグビー選手です。NZ代表SHのA・スミスと背番号9を争い、4シーズン活躍しました。

ラグビー王国で最も有名な日本人です。

シーズンは2月〜6月、2019年度は16試合戦い、上位の8チームがプレーオフに進出します。

4年間の代表強化に大きく寄与してきたスーパーラグビー(SR)のサンウルブズは、20年シーズン限りで除外されることが決定しました。

代表の主力クラスはもちろん、その予備軍や将来代表資格を得る見込みの外国出身選手を、SRを通じて強化する手立てが失われるのは痛いですね。

2021年度からは14チームによる総当たり戦へと変更になる予定です。

「プロ14」

プロ14は、2001年に発足したスコットランド、ウェールズ、アイルランド、イタリア、南アの5ヶ国、14チームから構成されるプロリーグです。

2017年にチーターズとキングスの南ア2チームがスーパーラグビーから除外され、プロ12に加わったことにより「プロ14」になりました。

各チーム9月から5月にかけて21試合戦い、A・Bカンファレンス上位3チーム、計6チームがプレーオフに進出します。

フランス「TOP14」

TOP14は1892年に発足したフランスのラグビーのプロリーグです。

観客動員や収益は最も多く、8月下旬〜翌年6月に渡り熱い戦いが繰り広げられます。

金銭的な魅力もあり、フランス以外の各国代表クラスの選手も多くプレーしています。

ラグビーのチーム数は14チーム、各チームH&Aで26試合戦い上位6チームがプレーオフへ進出。

イングランド「プレミアシップ」

1987年に発足したイングランドのラグビーのプロリーグです。

イングランド代表選手はプレミアシップでプレーしている選手から選出されます。

チーム数は12チーム、9月から5月にかけてH&Aで22試合戦い、上位4チームがプレーオフに進出します。

「欧州ラグビーチャンピオンズカップ」

欧州ラグビーチャンピオンズカップ(European Rugby Champions Cup)はTOP14、プレミアシップ、プロ14の前年度の成績上位チームによる大会です。

TOP14とプレミアシップからそれぞれ6チーム、プロ14から7チーム、プレーオフの1チーム、計20チームが参加する。

スーパーラグビーが南半球No.1を決めるのに対し、こちらは欧州No.1を決める大会になります。

米「メジャーリーグラグビー」

メジャーリーグラグビー(MLR)は2018年に発足したアメリカとカナダの2ヶ国によるプロリーグです。

選手はアルゼンチン、イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、フランス、南アフリカ、オセアニアと世界中のラグビー選手が集まってきています。

現在は9チーム、2020年からは3チーム増え12チームになる予定。

試合レベルや観客動員などはまだ発展途上ながら、今後の大きな発展に期待がかかるプロリーグです。

ラグビーワールドカップの日本代表選手はどのチームに所属しているの?

選手所属
稲垣 啓太 パナソニック ワイルドナイツ
堀江 翔太パナソニック ワイルドナイツ
ヴァル アサエリ愛パナソニック ワイルドナイツ
ヴィンピー・ファンデルヴァルトNTTドコモレッドハリケーンズ
ジェームス・ムーア宗像サニックス
リーチ マイケル 東芝ブレイブルーパス
ピーター・ラブスカフニクボタスピアーズ
姫野 和樹 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
流 大 サントリーサンゴリアス
田村 優キヤノンイーグルス
レメキ ロマノ ラヴァ Honda Heat
中村 亮土 サントリーサンゴリアス
ラファエレ ティモシー 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
松島 幸太朗 サントリーサンゴリアス
ウィリアム・トゥポウ コカ・コーラレッドスパークス
坂手 淳史 パナソニック ワイルドナイツ
中島 イシレリ 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
具 智元Honda Heat
トンプソン ルーク 近鉄ライナーズ
ツイ ヘンドリック サントリーサンゴリアス
田中 史朗 キヤノンイーグルス
松田 力也 パナソニック ワイルドナイツ
山中 亮平 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
福岡 堅樹 パナソニック ワイルドナイツ
茂野 海人 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
アマナキ・レレイ・マフィ NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
徳永 祥尭 東芝ブレイブルーパス
ヘル ウヴェ ヤマハ発動機ジュビロ
北出 卓也 サントリーサンゴリアス
木津 悠輔 トヨタ自動車ヴェルブリッツ
アタアタ・モエアキオラ 神戸製鋼コベルコスティーラーズ

また、2015年のワールドカップラグビーで大活躍をして、現在コメンテーターとしても出演している五郎丸歩さんは、ヤマハ発動機ジュビロに所属しています。

また、同じく前回のワールドカップラグビーで活躍し、テレビで解説している畠山健介さんは、2019年にサントリーを退団しました。

ワールドカップで3勝に貢献した立役者のCTB(センター)立川理道さんはクボタ、WTB(ウイング)山田章仁さんはNTTコミュニケーションズに所属しています。

いずれも、残念ながら最終の日本代表メンバーには選ばれませんでした。

日本ラグビーの「プロリーグ」構想発表!2021年秋スタート目指す

2019年6月に、日本ラグビー協会の役員が一新され副会長に清宮克幸さんが就任しました。そしてトップリーグの改革を任されると大胆な案が公表された。

清宮さんは、ラグビー選手として、早稲田大学や社会人リーグで活躍した後、早稲田大学ラグビー部、サントリーラグビー部の監督を歴任しました。

その独自の指導法で数々の成績を収め、人材育成と組織強化の手法はスポーツ界だけに留まらず、ビジネス界からも注目される。2011年~2019年1月までヤマハ発動機ジュビロ 監督をされていました。

ちなみに、日本ハムのプロ野球選手、清宮幸太郎選手のお父様です。

清宮副会長は、新たに「プロリーグ」を創設する構想を明かしました。

プロリーグの主なポイントは以下の通りです。

2020年秋→試験的に開催

2021年秋→正式スタート

W杯日本大会の開催12都市を本拠地とし、本拠地移転も促そうです。

  • 開催期間は(9月→翌年1月)を予定し、

スーパーラグビー(2月→6月)と開催期間をずらす

  • フランス「TOP14」の年間売上「500億円」を目指す
  • 現状、8チーム程が新プロリーグ案に賛成
  • アカデミーなどを運営し地域密着を図る
  • トップリーグは廃止するが、新たな社会人リーグも新設
  • プロとアマを明確に分ける
  • 今年11月のW杯閉幕までに実現の可否を結論

これまでの日本協会ではありえない程のスピード感と大胆さに期待感が大きく高まります。

最大の懸念点は、プロリーグ発足後の収益面になります。

プロリーグの試合数が少ない一方、ラグビー選手数が多く黒字化のハードルが高いラグビーで、持続的にチームを運営し競争力を保てるか?

W杯12都市を本拠地とするとしているが、札幌、大分、熊本などW杯の試合ですらチケット販売に苦戦しているのに国内リーグで集客できるのか?

現状のトップリーグ16チームよりも参加チーム数を絞り、よりレベルの高い試合を増やすことが目的の一つです。

ただ、現状では21年のスタートが見通せているとは言えず、1年でも遅れることになれば、23年大会への影響も懸念されています。

今年7月に新リーグ構想を発表した清宮副会長は、「(代表は)世界基準の活動になる。今までのスペシャルな3年間はなくなり、世界のスタンダードに準ずる」と発言しましたた。

つまり、今年は2月から長期の代表合宿を行って選手を強化してきたが、新リーグ発足後は、リーグそのものが強化の場となり、これまでのような長期合宿は不可能になるということです。。

ワールドカップラグビーに火が付いた全国レベルの人気が持続することを願います!

今後の動向に注目です。

本サイトでは、日本のラグビーのプロリーグの進捗を今後も応援し、追っていきたいと思います!!

11月19日 清宮副会長、ラグビー代表強化へプロリーグ化「放映権収入で運営」

11月19日、 日本ラグビー協会の清宮克幸副会長は、さいたま市内でプロリーグ構想をテーマにしたトークイベントに出席しました。

プロ化にあたっては、現在トップリーグに参加しているチームとの調整、自治体との調整など課題は山積みです。

しかし、「数年たつと世界の再編がある。そのときに日本が中心にいないといけない」との思いは不変で、現在は北半球と南半球に分かれているが、今後は時差に基づいた「タテ」が軸になってくると話されました。

清宮副会長は「放映権でリーグを成功させる」と述べられ、放映権収入を軸に運営したい考えを表明しました。

今回のW杯前は代表候補選手を250日近く合宿で集め強化にあたり8強につながりました。

しかし、今後、選手が集まれる限られた時間で結果を出すには国内で「レベルの高いリーグを作って、その中に日本代表を置かなきゃいけない」と話されました。

同席したJリーグ創設をリードした川淵三郎氏は、「絶対に成功させなきゃという信念を持たないといけない。気心が知れていても最後は反対する人が出てくる。それを強い気持ちを持って突破していく、ということ。清宮くんなら大丈夫」とエールを送りました。

12月23日ラグビー新リーグ2021年秋スタートへ!トップリーグとプロリーグを一本化へ!

日本ラグビー協会は12月23日、東京都内で新プロリーグ設立準備委員会を開き、現在のトップリーグ(TL)に代わる新たなリーグを2021年秋に始める方針を正式に決めました。

委員長を務める日本協会の清宮克幸副会長はトップリーグとは別のプロリーグを創設する意向を示していましたが、トップリーグと新リーグを一本化することになりました。

プロとアマチュア選手の混在を含め、参入要件は来年1月の理事会をめどにまとめるそうです。

清宮副会長は6月の就任後、競技力と収益性の向上を目的に、ワールドカップ日本大会の開催都市を本拠地とするチームによるプロリーグ創設を提唱しました。

しかし、代表者が準備委のメンバーを務めるトップリーグの各チームは急激なプロ化に慎重で、既存のトップリーグが実質的な2部リーグになることへの警戒感もあり、新リーグは既存のトップリーグチームが中心になる見通しです。

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