2020年3月15日放送「ナニコレ珍百景」で、青森の発酵食品のゴトが登場します。ゴトの作り方や食べ方とは?ここでは、「ナニコレ珍百景」 に登場する、 青森の発酵食品のゴトの作り方と食べ方をまとめました。
目次
「ナニコレ珍百景」青森のゴド(発酵食品)とは?
2020年3月15日放送「ナニコレ珍百景」で、青森の発酵食品のゴトが登場します。
青森県十和田市郊外の集落で、「ごど」という大豆を発酵させて10日以上かけて作る郷土料理が食べられていいます。
青森県十和田市の発酵食品や郷土料理を研究している十和田発酵食文化協会の会長・矢部聖子さんが作り方を紹介します。
『ごど』とは、いったいどんな食べ物なのでしょうか。
端的に言えば、納豆に麹を混ぜ、さらに乳酸発酵によって酸っぱくしたものらしいです。
食べると、豆のまろやかさ、納豆のスティッキーな質感、麹の甘味と旨味、乳酸発酵の酸っぱさが複雑に絡み合う、クセになる味わいです。
原料は大豆と麹と塩なのでどこでも手に入り、そして作り方も比較的シンプルです。
ここでは、「ナニコレ珍百景」 に登場する、 青森の発酵食品のゴトの作り方と食べ方をまとめました。
「ナニコレ珍百景」青森のゴド(発酵食品) の作り方は?
材料:
納豆:180g(伝統的には手づくり納豆だけど市販のものでも可)
麹:40g
塩:5〜8g(全体量の2〜3%)
作り方:
1.麹を手のひらで擦り合せ、ほぐします。
2.納豆に麹と塩、大豆の煮汁(なければお湯20〜30ml)を加え、よく混ぜます。
3.2 を容器(タッパーなど)に入れ、冷蔵庫に一週間ほど寝かせます。
納豆に酸味とコクが出てきたら完成です。
一週間だと浅漬けごど、二週間ほど経つと酸味が強くなりドロっとした質感の深漬けごどになります。
煮汁の量でテクスチャーが変わります。
煮汁が少ないとホクホクとしたおかず寄りに。煮汁が多いとドロッとした調味料寄りになります。
以下のような作り方もあります。
1.一晩浸水した大豆を柔らかくなるまで煮ます。
2.煮大豆をコタツや熾火(おきび)などを使って40℃強に保温し、納豆にします。
3.できた納豆に少量の塩(5%以下)と麹を混ぜ室温で発酵します。
4.1週間ほど発酵させ、麹やコメがドロドロに溶けたところで食べます。
「ナニコレ珍百景」青森のゴド(発酵食品)の 食べ方は?
・ご飯にかけて食べる。
・ドレッシングのように使う(この場合お湯を多め、深漬けスタイルで)
・炒めものに使う(深漬けスタイルで)
納豆と麹と塩さえあれば簡単につくれます。
味の目安としては、納豆に麹の甘味が加わり、さらにやや強い酸味と香りが加味された頃に「ごどタイム」がやってきます。
「ごど」をつかったピラフもおすすめです。
まとめ:「ナニコレ珍百景」青森のゴド(発酵食品)の作り方?食べ方は?
ここでは、「ナニコレ珍百景」 に登場する、 青森の発酵食品のゴトの作り方と食べ方をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!