2020年3月17日放送「ガイアの夜明け」で、廃棄物処理業者「ナカダイ」社長の中台澄之さんが、モノファクトリーを設立、廃棄物を再利用しています。ここでは、「ガイアの夜明け」に出演した中台澄之さんのナカダイそ新たに設立したモノファクトリーについてまとめました。
目次
「ガイアの夜明け」中台澄之社長!モノダイからモノファクトリー!
2020年3月17日放送「ガイアの夜明け」で、廃棄物処理業者「ナカダイ」社長の中台澄之さんが、モノファクトリーを設立、廃棄物を再利用しています。
環境への意識が高まってきたとはいえ、ゴミ問題はますます深刻な問題になっています。
例えばプラスチックゴミで見ると、日本人一人当たりが出す量は世界2位というデータもあります。
日本のみならず、世界にとって環境問題はこれからも最重要課題です。
そんな中、ニッポンの町工場の新たな技術や手法で、ゴミを宝に生まれ変わらせようという取り組みが加速しています。
ガイアの夜明け2020年最初のスペシャルは、日本や世界のゴミに再び価値を与える"町工場のすごい技術"を追います。
ここでは、「ガイアの夜明け」に出演した中台澄之さんのナカダイそ新たに設立したモノファクトリーについてまとめました。
「ガイアの夜明け」廃棄物処理業者のナカダイのリサイクル率は99%?
廃棄物の処理業者「ナカダイ」(群馬県前橋市)の工場には、一般の家庭ゴミから産廃物まで、毎日約60トンのゴミが運ばれてきます。
廃棄物の処理業者「ナカダイ」 の売りは、高いリサイクル率です。
産業廃棄物の平均リサイクル率は約53%(※2016年度環境省調べ)のところ、ナカダイは99%だといいます。
従業員の4割を超える女性従業員による丁寧な分別作業が高いリサイクル率を支えているのです。
年商は約7億円に成長しました。
しかし、中台澄之社長(47)は悩みを抱えていました。
自社のビジネスを拡大するためには、より多くの廃棄物を必要とする。それはつまり「僕たちはお客さんの廃棄物を減らすことをせず、いつまでも『廃棄物を多く出してくれ』と望み続けなければならない」ということです。
「ガイアの夜明け」廃棄物処理業者のナカダイのリサイクル率は99%? モノファクトリー
ジレンマを解消すべく、中台さんは新たな会社「モノファクトリー」(東京・品川区)を立ち上げました。
廃棄物を再利用し、新たな付加価値をつけた商品として売るビジネスを始めました。
捨てられた跳び箱を再利用したテーブルとベンチのセット、太陽光パネルを使った会議用テーブル、古いゴルフのパターを使ったハンガーラックなど、アイデアを活かした製品がショールームに並びます。
ゴミに新たな命を吹き込む新ビジネス・モノファクトリーの年商は約2億円です。
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— 株式会社モノファクトリー (@monofactory_jp) February 14, 2020
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中台さんは、自社の群馬の工場に、多摩美術大学の学生たちを呼び、若い感性でさらなる価値あるモノを生み出してほしいと依頼しました。
同大2年の小笠原勇人さんは、生地が剥がれ、骨組みだけになったビニール傘をじっと見つめ「傘とか捨てられてしまうものに対して、捨てられないようにもっと愛着を持って使ってもらえるように僕らがいろいろなものを生み出せればいいのかな」と語ります。
学生たちの作品は、アパレル展示会「ルームス」(東京・代々木)にある「ナカダイ」のブースに展示されます。
果たしてデザイナーの卵たちは、若いセンスで廃棄物をどのように生まれ変えるのでしょうか。
中台さんは「『いらないもの=ゴミ』という概念をなくしていきたい。
世の中にいらなくなったものを誰もが素材として使える世界をつくっていきたい」と話します。
まとめ:「ガイアの夜明け」ナカダイがモノファクトリーで廃棄物に命を吹き込む!
ここでは、「ガイアの夜明け」に出演した中台澄之さんのナカダイそ新たに設立したモノファクトリーについてまとめました。
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