2020年2月3日「名医のTHE太鼓判」で、止まらない咳の危険や咳ぜんそくについて、呼吸器内科の大谷先生が説明されました。ここでは、大谷先生が他のテレビで説明していた内容含めて、 「名医のTHE太鼓判」 で教えてくれた咳ぜんそくとその原因について紹介します。
「名医のTHE太鼓判」咳ぜんそくの原因・リスク・症状は?
2020年2月3日「名医のTHE太鼓判」 で、長引きく咳に悩んでいるゲストの加藤綾菜さん(加藤茶さんの奥様) が出演されました。
加藤綾菜さんは、熱いものを食べたりすると湯気で咳が誘発されたりするなど、2ヵ月程前から咳に悩まされていました。
そこで、 加藤綾菜さんは、 池袋大谷クリニック院長 呼吸器内科の大谷義夫先生に診察に訪れました。
加藤綾菜さんは、レントゲン、CTスキャンに肺機能検査等を行いました。
結果として、診断は咳ぜんそくでした。
咳ぜんそくは、3週間以上続く長引く咳です。
気管支が炎症を起こし、刺激に過敏に反応することで咳が止まらなくなる病気です。
秋冬は冷たい空気が気管支を刺激するので、特に咳ぜんそくの症状が出やすくなります。
部屋を移動したり電車に乗ったりして空気が変わったとき、しゃべったり笑ったりしたときなど、ちょっとした刺激によって咳が出るのが特徴です。
咳ぜんそくを、病院にも行かないで放置していると、30%はヒューヒューゼェゼェの呼吸困難を伴う気管支喘息に移行してしまいます。
気管支喘息 では、年間1500名ほどが亡くなっているそうです。
咳ぜんそくのうちに、治すことが重要です。
咳ぜんそくの原因は、ストレス、寒暖差やアレルギーです。
咳ぜんそくの原因のひとつであるアレルギーは、ホコリやダニ、花粉などのアレルギー物質を吸入し気管支炎を起こすとうことです。
加藤綾菜さんも、アレルギー検査をした結果、ハウスダスト、ヒノキ、ヨモギの花粉、そして犬猫のアレルギーがあることがわかりました。
ちなみに、加藤綾菜さんは犬2匹を飼っています。
また、長引く咳の危険について、大谷先生が 2017年11月30日放送「主治医が見つかる診療所」 にて、他のケースも説明されていたので説明します。
「名医のTHE太鼓判」咳ぜんそく以外の長引く咳の原因やリスクは?
2017年11月30日放送「主治医が見つかる診療所」で特集された「風邪と肺炎の見分け方」をテーマに、 池袋大谷クリニック院長の大谷義生先生が説明されました。
池袋大谷クリニック院長の大谷義生先生は、「風邪は治ったのに咳だけしつこく残る」というケースに注意してくださいと語っています、
大谷先生によれば、「2週間以上咳が続いたら、風邪以外の病気と思って間違いありません。肺炎や結核など重篤な病気の可能性もあるのでなるべく早く医療機関を受診してください」とのことです。
大谷先生は、長引く咳やいつもと違う激しい咳が出ていたら、まずX線検査で肺がんや肺炎、結核の可能性を探るといいます。
なかでも肺炎は、日本人の死因第3位という危険な病気です。
風邪から発展する例が多いだけに、咳が長引いても「風邪が治りきっていないからだ」と思われ、放置されがちになります
肺炎で亡くなる方の95%以上は65歳以上の高齢者です。
高齢の方は、特に長引く咳を見過ごさないでください。
肺炎球菌性肺炎は、細菌が肺に入って増殖し、激しい炎症を起こします。
肺炎球菌性肺炎は、高齢者だと高熱にならないケースが多いです。
肺炎球菌性肺炎は肺炎の中で最も多く、インフルエンザが流行する時期は50パーセントに達します。
タンの色や尿検査で、肺炎球菌性肺炎にかかっているか分かります。
そしてこれからの季節、大谷先生は、最もリスクの高い肺炎球菌のワクチンを、あらかじめ接種しておくことをすすめていました、
肺炎球菌ワクチンは、1回打てば5年間効果が持続するそうです。
5年に1度でいいなら、試す価値は大でしょう。
もうひとつ、インフルエンザのワクチン接種もおすすめしたいと大谷医師は言います。
インフルエンザの後に肺炎を合併する率は65~79歳で2.1%、80歳以上では13.3%もの高率です。
高齢になるほど、肺炎に発展しやすいそうです。
「名医のTHE太鼓判」咳ぜんそくとは?長引く咳は要注意!
2020年2月3日「名医のTHE太鼓判」で、 池袋大谷クリニック院長 が、止まらない咳の危険や咳ぜんそくについて、呼吸器内科の大谷先生が説明されました。
ここでは、大谷先生が他のテレビで説明していた内容含めて、 「名医のTHE太鼓判」 で教えてくれた咳ぜんそくとその原因について紹介しました。
止まらなく、長く続く咳は要注意ですね!
決して自己判断せず、病院で診察してもらいましょう!