2020年5月5日放送「ガイアの夜明け」では、井口智裕社長が手掛ける、新潟の名宿「HATAGO井仙」「ryugon」が登場します。ここでは、「ガイアの夜明け」に登場する「HATAGO井仙」「ryugon」のおもてなしや今年の苦境への取り組みについてまとめました。
目次
「ガイアの夜明け」井口智裕社長の挑戦!「HATAGO井仙」「ryugon」
2020年5月5日放送「ガイアの夜明け」では、井口智裕社長が手掛ける、新潟の名宿「HATAGO井仙」「RYUGON」が登場します。
新潟の越後湯沢駅前の「HATAGO井仙」と南魚沼の「RYUGON」、ふたつの宿を経営する井口智裕社長。
従業員たちに「みんなの雇用は守る!」と宣言した先に見据えるのは、コロナ収束後です。
客のいない今こそ設備投資し、スタッフの接客スキルアップ、お土産物の整備などを行い、ワンランク上のおもてなしを準備しようとしています。
4代目・井口智裕社長は、日を追うごとに経営が厳しくなる中強化に乗り出していたのは、通販です。
地元の野菜や果物を使った雪国マカロンの販売を打ち出し、「旅行に行けない人が、"自宅でも旅を感じたい"ということが増えてくる」と狙いを話します。
通販で旅情を誘い、コロナ収束後の旅につなげようという作戦です。
ここでは、「ガイアの夜明け」に登場する「HATAGO井仙」「RYUGON」のおもてなしや今年の苦境への取り組みについてまとめました。
「ガイアの夜明け」新潟の越後湯沢駅前の「HATAGO井仙」の魅力とは?
新潟県の玄関口、越後湯沢駅西口目の前にあるHATAGO井仙。
古民家風の風情あるHATAGO井仙の扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは魚沼のおいしいものを厳選してお届けするお土産処〈んまや〉です。
この〈んまや〉の右奥には、喫茶室〈水屋〉が併設されていて、専属のパティシエがつくる、魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げたロールケーキや水出し温泉珈琲などがおすすめです。
水だし温泉珈琲は、越後湯沢神立地区の温泉水を使用して、8時間かけて引き出した自慢の一杯
宿泊部屋はもちろん、廊下もすべて畳敷きで気持ちがいいです。
スリッパを使わずにすむ館内は、素足でほっと寛げるのです。
地下1400メートルから湧出する、湯沢のアルカリ天然温泉水のおいしさが、HATAGO井仙のさまざまな味をつくり出しています。
また、〈HATAGO井仙〉のメインダイニング〈むらんごっつぉ〉でいただく、美味しいディナーの食材の旨みを引き出しています。
HATAGO井仙では、新潟の食文化を伝えていくために雪国ガストロノミーを企画しています。
雪国ガストロノミーとは、魚沼で長く受け継がれてきた食の知恵、地域の知恵を五感で感じることができます。
「ガイアの夜明け」新潟の南魚沼の「ryugon」の魅力とは?
2019年10月に、南魚沼の老舗旅館の温泉御宿 龍言が、ryugonとしてリニューアルオープンしました。
登録有形文化財に指定されている母屋をはじめ、古民家を移築して造られています。
建築家・蘆田暢人が“徹底的な引き算のデザイン”に基づいてリノベーションを行いました。
新潟はいま“ガストロノミー”の拠点として、多くの食通たちが繁く足を運んでいる地です。
ryugonの位置する南魚沼は、都心からの玄関口である越後湯沢駅より車で約30分です。
コシヒカリの発祥の地であると同時に、新潟を代表する八海醸造など、雪国ならではの食の恵みを、存分に味わうことができます。
ryugonは、風通しを阻んでいた一部の棟を解体し、窓もない長い廊下を、開放的な渡り廊下にリニューアルされました。
共有部において不要な壁や柱を取り除き、また各客室には大胆な開口部を設けることで、四季の借景を楽しめるようになりました。
周辺地域の自然、文化、施設、そして住人たちに対して開いたものにする、“魚沼をまるごと味わうための宿”としての〈ryugon〉の新たなコンセプトを、体現されています。
建物の周辺に巡らさせた広い池を目前に楽しむことのできる全8室です。
全室スイートルームで、全室露天風呂です。
目の前には、坂戸山の自然が反射して幻想的な効果を生む広い池があり、冬の風景も風情があります。
「食堂」と「客室」の中間に位置するような、宿での時間をより多彩なものにさせる“第三の場”が豊富に用意されているのも特徴的です。
夕食前に立ち寄ることができるバーや、スナックを楽しむことのできる“白い囲炉裏”のあるラウンジ。
レセプションエリアに置かれたビビッドな赤色の円形ソファなど、古民家特有の重厚な中にも斬新なアクセントがあります。
「ガーデンラウンジ」など、思い思いで過ごせる空間があります。
ダイニングルームの中央に据えられた囲炉裏で、職人が素材を一つひとつじっくり焼き上げる様を眺めながら、宿が誇る夕食は至福です。
“雪国ガストロノミー”を堪能できます。
“贅を尽くした食材の数々を、雪国で古くより食べ継がれてきた保存食などと組み合わせた、滋味深井フルコースを堪能できます。
「ガイアの夜明け」井口智裕社長が新型コロナの苦境の中で!
2019年夏、井口社長が古い旅館を買い取ってリニューアルオープンした宿「ryugon(龍言)」(新潟県南魚沼市)も打撃を受けています。
オープン以来、28ある部屋は平均7割が稼働する順調な滑り出しでしたが、予約のキャンセルが相次ぎ、3月最終週の土曜日のお客はわずか数組になります。
一縷の望みは、県内の旅行会社がコロナ収束を期待して入れてくれた90人の予約でした。
4月21日は全館貸し切り。支配人の小野塚敏之さんは「旅行会社も社運をかけてツアーをつくってくれて、できる限り全員でお出迎えして満足してもらいたい」と意気込みを語っています。
裏山の山菜ツアーや自慢の雪国料理によるおもてなしを考案ました。
お客に山菜の説明ができるようスタッフの教育も万全です。
新型コロナの影響の厳しい状況のさなか、井口社長は従業員を集めました。
自宅待機になるが給料は全額保証する、その代わり、客がいない今だからできることを考えてほしいと話します。
鼓舞するリーダーの言葉に、スタッフも何とか応えようとします。
まずは宿泊客に雪国の歴史や暮らしを案内するため、寺院や老舗の漬物店を回り、下調べを行います。
金糸瓜などの珍しい漬物もありました。
企業が研修や立食パーティーを行うことができるプランも用意しました。
しかし4月1日、期待していた90名の団体客から思いがけぬ連絡があり窮地に立ちます。
宿の行方は、どうなるのでしょうか?
井口社長は、ミキツーリストと手を組み、世界の個人客を取り込もうと考えていました。
ポップガイドというアプリにより、自国の言葉で新潟の魅力を伝えること有効になります。
台地の芸術祭など越後湯沢周辺の芸術作品200点を積極的にアピールしていくことも、大きな潜在的な魅力でしょう。
まとめ:新潟のHATAGO井仙・ryugonの魅力!井口社長「ガイアの夜明け」出演!
ここでは、「ガイアの夜明け」に登場する「HATAGO井仙」「ryugon」のおもてなしや今年の苦境への取り組みについてまとめました。
最後までご覧いただきありがとうございました。