2020年2月15日「王様のブランチ」で、 辻村美月・中山美月・古市憲寿さん・村田沙耶香さんのおすすめの恋愛小説が紹介されました。ここでは、辻村美月・中山美月・古市憲寿さん・村田沙耶香さんのプロフィールやおすすめの恋愛小説を紹介します。
目次
「王様のブランチ」 辻村美月さんのプロフィールは?
辻村美月さんのプロフィール
1980年2月29日生まれです。
千葉大学教育学部卒業。
2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。
2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞します。
著書に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『盲目的な恋と友情』『朝が来る』『東京會舘とわたし』『青空と逃げる』『傲慢と善良』など多数あります。
「王様のブランチ」 中山七里さんのプロフィールは?
1961年岐阜県生まれです。
『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し2010年にデビュー。
音楽を題材とした岬洋介シリーズほか、ミステリーを軸に、さまざまな社会問題をテーマに精力的に執筆を続けています。
『能面検事』『TAS特別師弟捜査員』『静おばあちゃんと要介護探偵』『ふたたび嗤う淑女』『もういちどベートーヴェン』『笑え、シャイロック』など著書多数あります。
「王様のブランチ」 古市憲寿さんのプロフィールは?
古市憲寿さんのプロフィール
1985年東京都生まれです。
社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。
若者の生態を的確に描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目されます。
著書に『だから日本はズレている』『誰の味方でもありません』(ともに新潮新書)、『保育園義務教育化』(小学館)など。2018年、初の小説単行本『平成くん、さようなら』(文藝春秋)を刊行しまひた。
翌年の『百の夜は跳ねて』(新潮社)とともに二作連続芥川賞候補作となり話題を呼びました。
『奈落』は三冊目の小説作品です。
「王様のブランチ」 村田沙耶香さんのプロフィールとは?
1979(昭和54)年千葉県生れです。
玉川大学文学部芸術文化学科卒です。
2003(平成15)年「授乳」で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)受賞。
2009年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島賞、2016年「コンビニ人間」で芥川賞受賞しました。
著書に『マウス』『星が吸う水』『ハコブネ』『タダイマトビラ』『殺人出産』『消滅世界』などがあります。
「王様のブランチ」辻村美月さんのおすすめの恋愛小説(本)は?
「火口のふたり」白石一文 (河出文庫)
内容紹介
結婚式を控えて、従兄の賢治と久しぶりに再会した直子。しかし彼は、かつて快楽のすべてを教わった、直子の初めての男でもあった―。挙式までの五日間、理性と身体に刻まれた記憶の狭間で、ふたたび過去へと戻っていくふたり。出口の見えない、いとこ同士の行きつく先は?恋愛小説の名手・白石一文が描く、極限の愛。
直木賞作家・白石一文氏の同名小説を、柄本佑と瀧内公美の主演で日本映画界を代表する脚本家・荒井晴彦が実写映画化しました。
辻村美月さんは、「たった二人の登場人物のむこうに、世界と社会を見せることが、恋愛小説を読む醍醐味かもしれない。火口のふたりと言うタイトルの意味が最後まで読むとわかる。タイトルの意味がわかるドッキリが本当にスリリングで、だからこの意味だとわかるのが最初に1回と後半の1回あります。この後半の1回を楽しみに読んでいくと面白い。」と語っていました。
中山七里さんは、震災の後を舞台と考えると、極限状態での愛が際立って見えると話されていました。
「王様のブランチ」中山七里さんのおすすめの恋愛小説(本)は?
「イニシエーション・ラブ」 乾くるみ (文藝春秋)
内容紹介
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。
累計175万部を超えるイニシエーション・ラブは、2015年に松田翔太さん、前田敦子さんで実写映画化されました。
中山七里さんは、「初めて恋愛小説で面白いと思った本。恋愛をミステリーに絡めたのでは朱色のできかなと思う。恋愛自体が、ミステリーのネタになっている。」と語っていました。
辻村美月さんも、「読んですごく楽しかった。初読の楽しさが一回しかない本です。 初読 を大事にしてほしい。」と話されました。
「王様のブランチ」古市憲寿さんのおすすめの恋愛小説(本)は?
「夜はおしまい」 島本理生 講談社
内容紹介
性とお金と嘘と愛に塗れたこの世界を、私たちは生きている。ミスコンで無遠慮に価値をつけられる私。お金のために愛人業をする私。夫とはセックスしたくない私。本当に愛する人とは結ばれない私―。秘密を抱える神父・金井のもとを訪れる四人の女性。逃げ道のない女という性を抉るように描く、島本理生の到達点。
「王様のブランチ」村田沙耶香さんのおすすめの恋愛小説(本)は?
「あとは切手を、一枚貼るだけ」小川 洋子/堀江 敏幸 中央公論新社
内容紹介
かつて愛し合い、今は離ればなれに生きる「私」と「ぼく」。失われた日記、優しいじゃんけん、湖上の会話…そして二人を隔てた、取りかえしのつかない出来事。14通の手紙に編み込まれた哀しい秘密にどこであなたは気づくでしょうか。届くはずのない光を綴る、奇跡のような物語。
まとめ:「王様のブランチ」辻村美月・ 中山七里・古市憲寿・村田沙耶香のおすすめの恋愛小説は?
ここでは、古市憲寿さん・村田沙耶香さんのプロフィールやおすすめの恋愛小説を紹介しました。
古市憲寿さん・村田沙耶香さんのおすすめの本を、珈琲片手に読んでみませんか?