福岡県の大善寺玉垂宮で2023年鬼夜が開催されますが、2023年開催日程・時間や場所、アクセスや駐車場、歴史や見どころ等気になりますよね。ここでは、大善寺玉垂宮の鬼夜の2023年開催日程・時間や場所、アクセスや駐車場、歴史や見どころについて紹介します。
目次
大善寺玉垂宮の鬼夜の2023年開催日程・時間や場所は?
大善寺玉垂宮の鬼夜の2023年開催日程・時間や場所は、以下の通りです。
開催日程:2023年1月7日
開催時間:13:00~22:35まで(20:45頃に大松明点火)
開催場所:大善寺玉垂宮
大善寺玉垂宮の鬼夜2023のアクセスは?
大善寺玉垂宮
住所:〒830-0073 福岡県久留米市大善寺町宮本1463‐1
お問合せ先:大善寺玉垂宮/電話番号:0924-27-1887
【車でお越しの場合】
●九州自動車道「広川IC」より約20分
●九州自動車道「久留米IC」より約40分
【電車でお越しの場合】
●西鉄天神大鉾田線「大善寺駅」より徒歩約5分
●JR「久留米駅」より西鉄バス15番利用~「宮前」停留所下車より徒歩 約3分
●JR「荒木駅」よりタクシー利用で約10分
大善寺玉垂宮の鬼夜2023の駐車場は?
【駐車場について】
●神苑(玉垂公園)→約150台
●大善寺小学校→約100台
※駐車場には数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
大善寺玉垂宮の鬼夜の歴史や見どころは?
大善寺玉垂宮は福岡県久留米市にある神社です。
正確な創建の情報は未だに分かっておらず、社伝によると仁徳天皇五十五年(367年頃)に天皇の命令を受けて筑紫を平定したとされる、藤大臣が営んだ玉垂宮を跡地として天武天皇元年(672年)に池長者師直の支援により高法寺を創建したのが始まりとされています。
高法寺は元々法相宗のお寺でしたが、延暦年間(780‐806)年の間に天台宗となり、嵯峨天皇の命令により伽藍(がらん)が建てられて大善寺に改めました。
その後、明治の初めごろに神仏分離令が出され大善寺が廃寺となり、現在は神社である玉垂宮のみが残っています。
注目行事といえば、国指定重要無形文化財とされ日本三大火祭りになっている「大善寺玉垂宮 鬼夜」です。
大善寺玉垂宮の鬼夜。近くで見ると迫力満点。そして、熱い。#久留米#大善寺玉垂宮#鬼夜 pic.twitter.com/HJL6CWMmd9
— たいすけ (@taisukeloveshkt) January 7, 2020
由来は『吉山旧記』によると、仁徳天皇五十六年(368年)1月7日に藤大臣の命令により当地を荒らして住民を苦しめていた桜桃沈輪(ゆすらちんりん)という賊徒を大松明の明かりで探しだし、彼らを討ち取り燃やしたことが始まりとされています。
毎年1月7日の夜に行う追儺(ついな)の祭事として1,600年もの古い伝統がある火祭りです。
みなさん、お疲れさまでした🌿
— totoと(🌹) (@toto0tai) January 7, 2022
明日もよろしくお願いします🌿
鬼夜(おによ)
毎年1月7日の夜に大善寺玉垂宮で行われる追儺の祭事で、大松明6本が境内を巡る火祭りである。
1994年に重要無形民俗文化財に指定された。
つづく pic.twitter.com/aWaeUaXMOl
大晦日の夜から1月7日までを鬼会(おにえ)といい、神官が斎戒沐浴(さいかいもくよく)して燧石(ひうちいし)でとった御神火(鬼火)を護り、五穀豊穣や家内安全、災難消除などを祈願します。
その鬼会の行事の最後に行われるのが「鬼夜」になります。
20時すぎになると、汐井汲み神事が始まります。
大太鼓の合図で本殿から2本の手松明先頭に行事の役職者が20名ほど汐井桶を担いで参道を下り、神社前の川に設けられた汐井場で禊(みそぎ)をして、お汐井を汲んで神前に供えます。
汐井汲み神事が終わると、汐井かきが始まります。
待っていた裸の若衆数百人が各松明の手々振(てでふり)を先頭にして列を組み、提灯や小松明をかざして気勢をあげながら汐井場に向かい禊をして参道から社殿へ駆けあがります。
2往復する間に、参道は一面火の川となります
21:00 一番鐘を合図に境内全域の明かりが一斉に消えます。
真っ暗闇のなか、松明を持った手々振を先頭に一番松明から順に神社前で直会(なおらい)をして大松明の前に結集します。
21:30 二番鐘が打たれたあと、暗闇の中を奥神殿から鬼火が出てきて、6本の大松明を一挙に点火します。
鬼夜(おによ)2023 久留米市大善寺玉垂宮 日本三大火祭り https://t.co/wndn4JfAG5 pic.twitter.com/deFLzUGIF3
— 久留米情報 (@kurumelove1) December 20, 2022
この瞬間が「大善寺玉垂宮 鬼夜」の最大の見せ場になっており、暗闇の中を紅蓮のごとく燃え盛り、火花と爆竹の音も混ざりあってとても圧倒されます。
また、大松明が燃えやすいように縄を切っていきます。
数メートル離れて見物していてもなかなかの暑さだったので、近くでの切っている人はとてつもなく熱いですし、やけどしないかなぁと心配になるくらいです。
しかも、大松明の火の粉を浴びると無病息災のご利益があるといわれており、多くの見物客は火の粉を浴びるために間近で燃える様子を見守っていました!また、もうひとつの見どころとして、燃え盛る6本の大松明を裸の氏子若衆たちがカリマタと呼ばれるカシ棒で支えてあげて火の粉を浴びながら神殿を時計回りに回り始めます。
1本が直径1m、全長13m、重さ約1.2tもある大松明をさほど大きくない境内の動かすのは至難の業です。
大松明を裸の氏子若衆たちは大声で掛け合いながら見事に動かす様子は、とても迫力があり、見入ってしまうほどでした。
全国でここでしかみられない祭事なので、お近くにお住まいの方や九州地方にお正月に里帰りされている方は行ってみてはいかがでしょうか?
まとめ:大善寺玉垂宮鬼夜2023の日程・時間や場所は?アクセスや駐車場は?
ここでは、大善寺玉垂宮の鬼夜の2023年開催日程・時間や場所、アクセスや駐車場、歴史や見どころについて紹介しました。
日本三大火祭りの一つ、大善寺玉垂宮の鬼夜の迫力を体感してみてください!