2020年1月15日放送「ごごナマ」で発酵たまねぎの作り方やアレンジレシピが公開されました。ここでは「ごごナマ」で取り上げられた発酵たまねぎの作り方や効能、そして発酵たまねぎのアレンジレシピを紹介します。今注目の万能調味料です!
目次
「ごごナマ」話題沸騰の発酵たまねぎの効果や効能は?
2020年1月15日放送の「ごごナマ」で、手軽に作れて健康効果抜群!話題の万能調味料の発酵たまねぎが紹介されました。
たまねぎを発酵させることでうまみや甘みがアップし、やさしい酸味も生まれます。
たまねぎはもともと、料理に使いやすく体にいい野菜です。
「血液をサラサラにしてくれる」「疲労回復効果がある」辛み成分の硫化アリルや、「腸内環境を整えてくれる」善玉菌のエサになるオリゴ糖、腸の働きをよくする食物繊維など、健康効果をもたらす成分が含まれています。
発酵とは、微生物の力で食材が分解され、人にとって有益な形に変化することで、その過程で、もとの栄養成分が増えるほか、新たにアミノ酸やビタミンB12などの栄養素もプラスされ甘みやうまみが増します。
発酵たまねぎにより、以下のような効果が期待されます。
1.栄養成分が吸収されやすくなる。
上述した通り、たまねぎは多くの栄養成分を含んでいますが、もちろんその成分が消化・吸収できなけれれば、その効果は大幅ダウンです。
発酵たまねぎは、発酵によりあらかじめ微生物によって分解されていて、生のたまねぎより消化・吸収されやすっく、栄養効果が期待されます。
2.整腸作用に有効です。
発酵たまねぎの乳酸菌は植物性なので胃酸に強く、生きて腸まで届きやすいです。
たまねぎの整腸作用との相乗効果で、腸内環境が整います。
「ごごナマ」話題沸騰の発酵たまねぎの作り方は?
話題沸騰の発酵たまねぎの作り方を教えてくれるのは,料理研究家の濱田美里さんです・
発酵たまねぎは、手軽に作れて健康効果抜群です!
発酵たまねぎは、話題の万能調味料です。
たまねぎを発酵させることでうまみや甘みがアップし、やさしい酸味も生まれます。
基本的には、刻んだたまねぎに塩と水を加えて常温におくだけでて、熱湯消毒などの下準備が不要なジッパー付き保存袋で手軽につくることができます。
以下、発酵たまねきのレシビです。
「ごごナマ」で作った量より多いですが、これぐらいの量がおすすめだと思います。
材料
・たまねぎ 正味400g
・塩 12g *たまねぎの重さの3%。
・水 カップ1/2
作り方
1.たまねぎはみじん切りにし、ジッパー付き保存袋に入れます。(たまねぎは、スライス切でも問題なく、フードプロセッサーを使用してももちろんOKです。)
2.塩を加え、外側からもんでまぶす。
3.水を加えて全体に塩を回し、空気を抜いて袋の口を閉じます。
4.バットなどにのせ、日の当たらない涼しい場所におきます。春から夏なら1~3日間、寒い時季は、6日間ほど発酵させます。(冷蔵庫には入れないでください。)
5.汁が白く濁ってきたら味をみて、辛みがなくなり酸味が出ていれば、発酵した合図です。清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存してください。
保存袋から保存容器に移すとき、容器から取り出して使うときは、清潔なスプーンを使用してください。(たまねぎが汁に浸っている状態を保ち、冷蔵庫で約2週間保存可能。)
「ごごナマ」話題沸騰の発酵たまねぎをおすすめする理由は?
1.そのまますぐに使えます。
料理の時に、そのつど切ったり、水にさらす手間がなく、サラダやドレッシング、ハンバーグやチャーハンにもそのまま使用できます。
2.時間をかけて加熱しなくてもうまみが出やすい。
発酵させることで、うまみや甘みがアップしているので、カレーやスープ、炒め物や自家製のたれなどに有効です。
3.まろやかな酸味で、他の食材とさっぱりと食べられます。
乳酸発酵により、やさしい酸味が生まれ、肉料理や魚介の薬味となり臭みを消し、サラダなどのアクセントになります。
4.少ない量で深い味が出せます。
たまねぎ本来の香味に酸味、甘み、うまみが加わり、少量でも深い味がだせる万能調味料です。
5.体の調子が整います。
上述した通り、もともとのたまねぎの効能に、発酵することにより、乳酸菌の働き整腸作用が加わります。
「ごごナマ」発酵たまねぎ料理「まぐろのさっぱりたたきあえ」のレシピ!
材料(2人分)
・まぐろ(刺身用) 100g
・発酵たまねぎ 大さじ2~3
・青じそ 3枚
・しょうゆ 適量
作り方
1.まぐろは細切りにしてたたきます。
2.青じそはせん切りにします。
3.ボウルにまぐろと青じそを入れて、発酵たまねぎを加えて混ぜます。
4.食べる時に、少ししょうゆをかけて完成です。
手巻き壽司や巻き壽司に入れてもよさそうです。
カツオでも同じようにでき、シソの代わりにミョウガを加えても美味しそうです。
「ごごナマ」発酵たまねぎ料理「鶏むね肉のやわらかから揚げ」のレシピ!
材料(2人分)
・鶏むね肉 1枚
・発酵たまねぎの汁 大さじ2~3
・かたくり粉 適量
・揚げ油 適量
ソース
・汁気を切った発酵たまねぎ 50g
・ポン酢しょうゆ 大さじ1+1/2
・すりごま 大さじ1
作り方
1.鶏肉は食べやすい大きさにそぎ切りにします。
2.ポリ袋に鶏肉と発酵たまねぎの汁を入れて軽く揉み、口を縛って冷蔵庫で30分間以上寝かせます。
3.鶏肉の汁気を切って、全体にかたくり粉をまぶします。
4.170℃に熱した揚げ油に鶏肉を入れる。弱めの中火で5分間ほど揚げ、最後に強火にしてカラッと仕上げます。
5.油をしっかりきって皿に盛りつけ、ソースをかけたら完成です。
発酵玉ねぎの酵素で、鶏胸肉がしっとり柔らかく仕上がり、スタジオのゲストも絶賛していました。
「ごごナマ」発酵たまねぎ料理「オニオングラタンスープ」のレシピ!
材料(2人分)
・発酵たまねぎ 100g
・発酵たまねぎの汁 大さじ2
・バター 12g(大さじ1)
・薄めに溶いたコンソメスープ 300cc
・バゲット(3cm厚さ) 2枚
・粉チーズ 20〜30g
・パセリ(みじん切り) お好みで
作り方
1.鍋にバターを入れ、汁けを切った発酵たまねぎを入れます。強めの火で焼き付けるように2分間ほど炒めます。
2.1に発酵たまねぎの汁を加えてトロッとさせます。コンソメスープを加え、2〜3分間煮ます。
3.耐熱容器2つに、オーブントースターでこんがりと焼いたバゲットを1枚ずつ入れます。スープを半量ずつ注ぎ、表面に粉チーズを振ります。
4.オーブントースターで10分間ほど、表面に焼き色がつくまで焼きます。
5.仕上げにお好みでパセリを散らせば完成です。
「ごごナマ」発酵たまねぎ料理「納豆の油揚げはさみ」のレシピ!
材料(2人分)
・油揚げ 2枚
・発酵たまねぎ(水分はきる)大さじ2
・納豆(ひきわり) 1パック(40g)
・マヨネーズ 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1/2
・粒マスタード 小さじ1
作り方
1.ボウルに納豆、発酵たまねぎ、しょうゆ、粒マスタード、マヨネーズを入れてよく混ぜます。
2.油揚げはオーブントースターでカリッとするまで焼きます。
3.焼きあがった油揚げを半分に切り、1を挟めば完成です。
まとめ:「ごごナマ」発酵たまねぎの作り方・効能・レシピは?話題の万能調味料!
2020年1月15日放送「ごごナマ」で発酵たまねぎの作り方や効能、発酵たまねぎのアレンジレシピを紹介しました。
たまねぎ自体栄養効果抜群ですが、発酵たまねぎとなると栄養面でも効果倍増ですね。
様々な料理に使うこともでき、肉や魚の臭みを消し、まさしく万能調味料です。
冷蔵庫には常に発酵たまねぎを常備し、色々な料理に試したくなるような魔法の調味料です!