1月21日放送「この差って何ですか」でぽっこりおなかの本当の原因と対策が特集されました。ここでは、「この差って何ですか」で取り上げられた、ぽっこりおなかの本当の原因と対策を説明します。ヨーグルトなどの洋食やご飯などの和食とどちらがおすすめなのでしょうか?
目次
「この差って何ですか」ぽっこりお腹の原因と解消!SIBO(シーボ)って何?
1月21日放送「この差って何ですか」では、ぽっこりお腹の原因と解消が取り上げられていました。
食後にお腹がぽっこりする人としない人の差はなんでしょうか?
それは、胃下垂が原因なのでしょうか?
ご飯を食べた後にお腹がぽっこりする人と、そうならない人の差を紹介します。
ぽっこりするのは、胃が通常の胃の位置よりも下に下がってしまう、胃下垂が原因ではないということです。
これは「SIBO(シーボ)」という小腸内細菌増殖症が起こったためです。
Small Intestinal(小腸)Bacterial(細菌)Overgrowtl(増殖症)
日本語で言うと、小腸細菌増殖症です。
本来は小腸にはほとんど細菌はいないものだそうですが、小腸に菌が過剰に繁殖している状態で食べ物を食べると、その食べ物のカスを細菌が食べ発酵しガスを発生させてしまうそうです。
細菌が増える
細菌が餌を食べる
細菌が発酵しガスを発生させる
腸内の食べ物の残りカスが発酵し、ガスを大量発生させる症状がSIBOです。
細菌が多いとその分ガスが発生してしまうそうです!
正常な人のおならの回数は1日15回程度ですが、正常でないと判断されるおならの回数は1日25回だといいます。
また、おならとして出なかったガスは腸で吸収されて血液中に入り、息として吐き出されます。
番組に登場した江田先生の著書「小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」に詳細が書かれています。
「この差って何ですか」ぽっこりお腹の原因と解消!間食は厳禁?
お腹がぽっこりするのは、筋力が弱い人がなりやすいです。
ガスがたまるのは、 小腸の動きが悪くなるから。そしてそれは筋力が弱いことから起きる、というのです!
つまり筋力を鍛え、小腸にお掃除運動を促すために、間食をやめることで小腸の動きは回復するといいます。
それはどういうことでしょうか?
小腸の動きが悪くなると、細菌がたまってしまいます。
小腸の長さは6〜8m。筋肉が弱いと、本来大腸に送り出す細菌が小腸にとどまってしまいます。
小腸は筋肉の塊で男性よりも女性のほうが、筋肉量が少ないのでどうしても女性のほうが菌を身体の外におしだす力が弱くてSIBO(シーボ)になりやすいとのことです。
また、一番の原因は「間食」です。
腸は空腹時にお掃除運動をしています。
ところが、間食をしてしまうと腸の清掃がストップし、細菌が小腸にとどまりガスを発生させてしまいます。
つまり、間食が多い人も、ぽっこりお腹には要注意!なのです。
「この差って何ですか」ぽっこりお腹の原因と解消!ヨーグルトがNG・和食がおすすめ?
ぽっこりお腹を解消するためには、細菌のエサになりやすい特質を多く含む食事を避けることです。
以下は、番組に登場した「ガスを発生させやすい糖質」を多く含む食べ物です。
単純に糖質が多い食品ではないので、注意が必要です。
パン・パスタ・うどん・ラーメン・納豆・絹ごし豆腐・リンゴ・梨・玉ねぎ・にんにく・
牛乳・ヨーグルト
特にガスを発生させやすい糖質を含む食べ物として「ヨーグルト」も含まれていました。
ヨーグルトはお腹に不調がない人には効果的ですが、お腹のハリやガスで悩む人にとっては小腸の細菌を増やして逆効果になることもあるといいます。
なんと、ヨーグルトが逆効果という新事実は驚きです!
そこで、ガスを発生させやすい洋風の食事と発生させにくい和風の食事を食べた女性の、食後のお腹のポッコリ具合を比較しました。
すると、和食の方が5.5cmもお腹のポッコリが減っていました。
お米はあまりガスが発生しないそうです。
まとめ:「この差って何ですか」ぽっこりお腹の原因と解消!和食がおすすめ?
1月21日放送「この差って何ですか」で取り上げられた、ぽっこりおなかの本当の原因と対策を説明しました。
ぽっこりお腹の原因が、胃下垂ではなくガスが原因だとは新事実でした。
まさかヨーグルトがぽっこりお腹に、逆効果になる可能性があるとは知りませんでした。
和食をとるようにして、ぽっこりお腹の解消にチャンレンジしていきたいと思います!